生命保険の負担が重い会社の見直すポイントとは

札幌市白石区の経営に力を入れている千葉税理士事務所です。

コロナの影響で飲食店をはじめ、ほぼ全ての業種に影響が出ています。

個人的には影響のない会社はないのではないかと思っています。

なんとなく消費税10%の増税による不景気入りの雰囲気がありましたが、それも吹っ飛ぶほどの影響のコロナです。

個人事業主だけではなく中小企業には予測ができないほどの影響が考えられます。

今回は生命保険の支払いが重いという会社の保険の考え方についてみていきましょう。

(目次)

1.保険自体は悪いものではない

2.売上が下がった時に加入する保険と成長企業では異なる保険

3.保険見直しのタイミング

4.まとめ

1.保険自体は悪いものではない

保険料の支払いが苦しい会社の見直すポイントと言っておきながら保険自体は悪くないというとビックリされるかもしれません。

実は保険自体は悪いものではないのです。

保険の入り方が悪いと苦しいものになり、役に立ちにくいものになります。

必要な保障を財務上問題のない範囲内で加入するということが良い保険加入だと考えています。

事業経営をしていると、万が一が起こった際に必要な保障というものがあります。

これをしっかり担保していないと、家族や従業員を路頭に迷わせてしますのです。

経営者は「リスクを下げること」が経営上最も重要なので保険は必要です。

しかし、誰も保険の考え方を教えてくれないので高すぎる保険加入になってしまうケースが多いのです。

社長が納得して加入しているのであれば「それは正解」だと思います。

それぞれの価値観があるからです。

ここからお話しするのは経営にとっての保険の見方をお話しします。

会社には「損益」「財務」の2つのポイントがあります。

「損益」はその年度に損益は儲かっているかどうかです。

売上が好調なときや「含み益」のある固定資産を売却したりすると、その年の利益が出やすくなります。

一般的な中小企業の場合には、固定費削減を大きくすることは難しいので売り上げ好調な場合などに利益が出やすいということになります。

過去の含み益のある保険を解約した時にも利益が出やすくなります。

儲かっていれば税金が高くなるというのは、損益はよかったということになります。

多く利益が出そうだから保険に入ろうと考えるのは、この損益だけをみて保険加入をするパターンです。

その年の利益は減るかもしれませんが、その後も保険料の支払いが続くことを忘れてはいけません。

たまたまの利益で高額な保険に加入してしまうと、翌年から赤字になったり損益トントンになってしまうのはこれが原因です。

過去に加入してしまった保険についての見直しのタイミングはこの後でお話しします。

 

2.売上が下がった時に加入する保険と成長企業では異なる保険

売上が下がった時に加入する保険という表現は、まさに今のコロナの影響が出ている状況をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。

去年より少しの売上が下がったというのではなく、「売上が下降局面に入ってしまったとき」や「急激な売上ダウン」になってしまった時です。

この場合には、経営計画に基づき必要な資金確保をしているはずです。

つまり、借入金が増えています。

借入金が増えることでリスクが上がっているのであれば、定期保険など掛け捨ての保険で対応すべきです。

手元のキャッシュが増えたからといって掛け金の高い保険に加入することは控えるべきです。

逆に成長企業が加入する保険はモノが異なります。

成長企業は「従業員を大切にするための保険」に加入することが良いと思います。

成長力の源泉は従業員さんの頑張りです。

お客様によりよいサービスをするのは、社長一人ではなく従業員の皆さんです。

その従業員さんを厚遇することで、お客様サービスを向上させ、よりよい会社になっていくことを目指してはいかがでしょう。

もちろん会社のリスクと福利厚生の両方を考えながら保険設計をしていきます。

3.保険見直しのタイミング

コロナの影響がある今も保険見直しのタイミングの可能性があります。

しかし、保険の見直しは慎重にすべきなので注意しながら行いましょう。

保険見直しのタイミングは利益が「多いとき」または「少ないとき」

見直す保険は「含み益がある」と「含み損」があるの2パターンです。

掛け捨ての保険は必要な保障を必要な金額で買っている場合だからです。

リスクを回避するために、掛け捨ての保険で加入しているのであれば無駄なコストとは言い切れません。

含み益のある保険を解約するタイミングは会社の利益が下振れしたタイミングです。

極端に言えば赤字になるときに「含み益のある保険」を解約することで赤字を小さくすることができます。

つまり、税負担を小さい状況で手元キャッシュを増やすことができます。

逆に「含み損」がある保険を解約するのは「利益がるとき」や金融機関借入に影響が少ないタイミングです。

4.まとめ

コロナの影響で売上が下がったり、資金繰りが厳しいときには生命保険の契約者貸付や保険の減額・解約などをしていくことが起こります。

この保険に対してのリアクションについて、誰に相談したらよいかわからないという経営者がほとんどです。

まずは、自分の会社の財務の部分をチェックしてください。

財務的に問題がなければ保険契約をいじる必要がないかもしれません。

財務のダメージが大きいのであれば、保険の内容と掛け金・解約返戻金などをもとに必要なものと手を入れる保険とを区別します。

解約をしてしまうと、保障自体が不足するので必要な保障を掛け捨て保険などで担保しておくことでリスクを回避していくことも検討しましょう。

もしも、会社の経営に不安があるという方は今すぐご相談ください。

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