確定申告対策その4:今年開業した方はココに注意!

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確定申告といっても普通の年の確定申告ではないときがあります。通常開業と廃業は誰でも一度しか経験しません。開業した年の確定申告には独特な注意点があるのでしっかりと押さえておきましょう。

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確定申告対策その4:今年開業した方はココに注意!

サラリーマンの方が一念発起して個人事業を開業した場合や、退職後のセカンドライフとして個人事業を開業する方が増えています。

個人事業としての確定申告数は年々減少しているのですが、起業するのに個人事業からスタートという方も珍しくありません。

いきなり法人を作って起業する方もいますが、まずは個人事業で経験を積んで消費税が出るタイミングで法人に切り替えるという方が多い気がします。

個人事業の場合、開業をすることは非常に簡単です。

法人設立のように公証人役場での定款認証や法務局での登記申請という手続きが必要ありません。

個人事業の開業はやる気さえあればいきなり開業できてしまうくらい簡単に事業主になれます。

これだけ簡単に開業できるのであれば、個人事業の確定申告も簡単と思ってしまうと危険なのです。

開業した年の確定申告は利益がないから自分でやろうと思っていたらトンデモナイ損をしてしまったという方もたくさんいらっしゃいます。

苦悩するビジネスマン

開業した年の確定申告がキケンな理由は次の3つ

☑ 初年度にだけかかる特殊な経費がある(開業費)

☑ サラリーマン時代に購入した車などを事業で使い始める

☑ はじめて確定申告をすることになる

個人事業を始めるためには経費がかかります。

開業時にかかる経費のうち一定のものは「繰延資産」という資産として経理することになります。

いきなり難しい言葉が出てしまいましたが、開業したときに特別にかかる一定の経費を「開業費」という特殊な項目で処理します。

名前を見ていただくとわかるように、開業時にしか出てこない特殊なものです。

初めての確定申告・初めての経理なのに一生に一度くらいしか目にすることのない変なやつが出てくるわけです。

開業したての人にスパルタな仕組みが開業時の確定申告というわけです。

この開業費というものを、自分で判断して分けていく作業が大変なのです。

開業費に該当すると、どのタイミングで経費にしてもよい資産(繰延資産)に変わるのです。

こうした特殊な項目は、しっかりと区分しなければ問題になってしまうので注意しましょう。

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サラリーマン時代に買った車が経費になる?!

知らない方が結構多いのが、昔買った車が経費になるということです。

個人事業で数年間、自分で確定申告をしていた方からご相談をいただいた際に経費で落としていない方が非常に多いのです。

私たちに相談いただくお客様からも、「昔買った車って経費になるんですか?」と驚かれます。

あまりにも昔に購入していた場合には、経費にできないこともあります。

しかし、きちんと所得税の規定で認められているものなので知らないのは損です。

車などの大きなものを経費にできる場合とできない場合では、税金が大きく変わってきます。

しっかり、経費にできるものは経費にしていきましょう!

この個人で買った車を経費にするのにも問題があります。

普通の減価償却とは違う計算をしてから、今年の確定申告の減価償却費を計算していく必要があります。

お客様の目の前で計算することもありますが、「大変ですね」とお声がけいただくのが、これを計算しているときです。

自分で数年間確定申告をしていた方が後から気付いた場合には、更正の請求という手続きで所得税の減額を申請することもできます。

ただし、更正の請求をする場合にはしっかりとした資料を用意して確定申告と別の手続きが必要になってきます。

更正の請求をした場合には、税務署は税務調査をして結果を通知するという流れになります。

後から気づいて対応するよりも、はじめての確定申告で広い漏れがないようにしておけば無用なトラブルを避けることができます。

はじめて確定申告をすることになる

私自身もはじめて確定申告をするときの緊張感はわすれられないです。

当時は税理士でもなく自分のお給料から天引きされた所得税を還付してもらうために、源泉徴収票をもって税務署に行ったことを覚えています。

確定申告書なんて見たこともないうえに、源泉徴収票の見方もわからないまま不安を抱えて税務署に行きました。

今は税理士として仕事をさせていただいているので慣れましたが、はじめての確定申告の緊張感は独特なものがあります。

サラリーマン時代に医療費控除を受けるための確定申告と個人事業主としてする確定申告ではやるべき内容が異なってきます。

源泉徴収票と医療費の領収書だったものが、個人事業の場合には自分でつけた帳簿をもとに確定申告書をつけなければならなくなります。

確定申告時期に税務署に領収書を持ち込んで書き方を教えてもらうということも現実的には難しいのです。

税務署の周りも渋滞していたり、税務署内に入っても数時間待ちということも珍しくありません。

最低限自分で帳簿をつけた人が確定申告書の書き方を教わる程度しかできません。

確定申告は、領収書を入力してそれらしいものを作るだけではダメなのです。

まとめ

はじめての確定申告は一番重要な確定申告になります。

最初の確定申告を正しく行っていない場合には後々の修正が多くなってしまいます。

はじめての確定申告は、一番大切な確定申告になります。

ここでしっかりと経理と税金知識をつけることで効率的に経営ができるようになってきます。

今年がはじめての確定申告になる方は、早期に手がけていきましょう!

もしも、はじめての確定申告で不安という方は今すぐお問い合わせください。

確定申告相談電話 0120-889-459

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