利益改善方法を知らずに損をしている会社が急増!~パートナー選びで決まる失敗起業~

起業する前には知らないことがたくさんあります。起業して数年たってから気づくことは常にあるものです。しかし、大切な利益の作り方を教えてもらう相手によっては損を続ける起業になることをご存知でしょうか?

利益改善方法を知らずに損をしている会社が急増!~パートナー選びで決まる失敗起業~

弥生会計・MFクラウド会計専門の札幌市白石区の千葉税理士事務所の無料税金ワンポイントです。

これから起業しようと思っている社長も起業してから数年たっている経営者も今一度利益について考えてみましょう。

会社にとって一番大切なものは資金繰りです。

資金繰りがうまくいくか・うまくいかないかは「利益」に左右されます。

起業する前のサラリーマン時代には細かく利益について考えるチャンスがありません。

「決められたものを決められた金額で売る」ことが仕事です。

勝手に決められる範囲は限られています。

ポジションによってはむしろ、ほとんど裁量なんてないかもしれません。

さらに、会社の内部の情報も得られる範囲は役職ごとで限られていることがほとんどです。

・自社の商品の本当の原価はいくらか?

・会社全体の売上高

・役員報酬はいくらか

・会社の預金はいくらか

・取引先の支払い条件はどうなっているのか

・中長期的な会社の目標

・会社はいくらの税金をいつ払っているのか

勤務先のこんなことを知っていますか?

自分が勤めている会社でも、案外知らないことが多いのです。

ただし自分が社長になって会社を経営していく上では、売上がいくらで役員報酬がいくらなど決めていかなければならないのです。

自分の会社がどういう状況でどういう経営をしているのかわからないまま、手探り状態で経営していくことになるのです。

簡単に言うと、起業する際にどうしたら会社経営がうまくいくのかわからないまま起業することにつながっているのです。

起業する場合には、起業時に選ぶビジネスパートナー次第で経営情報が多いか・少ないかが分かれます。

起業や会社経営に関するノウハウがあるビジネスパートナーを選べば情報は多くなります。

逆に、起業サポート経験や経営コンサルティング経験が少ないビジネスパートナーを選べば情報は少ないものになってしまいます。

特に起業時には、選ぶビジネスパートナー次第で会社の成長速度が遅くなることがあるので注意が必要です。

考える人

会社の利益には種類があることを知っていますか?

大まかにいうと会社の利益に対して税金がかかります。

利益が大きければ、それだけ所得税や法人税が高くなるということです。

しかし、利益がなければ銀行はお金を貸してくれません。

なぜなら利益がなければ貸したお金を返済することができない会社だからです。

銀行からお金を借りて返済する必要がある会社にとって、利益が大きくなければ資金繰りが苦しいことになります。

利益の種類によって直接税金に影響する利益なのかしない利益なのかです。

税金の対象となる利益は税引き前利益

つまり、会社の経営状況を改善するには利益の種類を見ながら経営していくことが重要です。

最終利益が無駄に大きくなってしまえば、納税が高額になって会社からキャッシュが無くなってしまいます。

会社の利益の種類

会社の利益の種類によって経営改善するポイントが異なってくるので理解が必要です。

利益の種類によってあらわしている内容が異なりますので、しっかりと利益の種類をおさえましょう。

・売上総利益(粗利益)

商品や製品からでる利益です。

売上高―売上原価=売上総利益(粗利益)

この粗利益が赤字であれば、売れば売るほど赤字になるダメ商品です。

粗利益の高い商品を作ることで会社の経営が楽になります。

・営業利益

粗利益からお給料や家賃など一般的な営業経費を引いた残りの利益です。

ここが赤字であれば、本業が赤字ということになります。

商売として成立するためにはここも黒字にしなければなりません。

銀行が融資の検討をするときに、ここの利益が赤字であれば本業の事業改善計画を作成しなければ融資が難しくなります。

・経常利益

営業利益に助成金などの本業以外の収入を加えた利益です。

そこから借入金の利息を引いたりします。

安定的な利益ではないため、翌期以後の計画を立てる際には慎重に検討しなければならない利益になります。

・税引前当期純利益

経常利益に土地など固定資産の売却の特別な収入を加算し、土地など固定資産の売却損などを引いたものです。

本業がうまくいかない場合に固定資産を処分している会社は、営業利益が赤字でも税引き前利益が黒字になることがあります。

この税引前当期純利益が多ければ所得税・法人税の税金が高額になってきます。

 

利益の種類を抑えて事業を作ることが重要

建設業に多い事例になりますが、営業利益が赤字の会社が通年雇用安定奨励金の収入が入り経常利益が黒字になる会社があります。

助成金が多額になる会社は、経常利益や税引き前利益だけが大きくなってしまうことがあります。

利益が出てよかったと思っているだけでは経営失敗になってしまう可能性があるので注意しましょう。

 

重要! 会社成長に必要なビジネスパートナーとは

会社が成長するのに必要なビジネスパートナーや会社の経営改善に最適なビジネスパートナーは税理士です。

特に会社設立前後の手続きも含めて経営相談も同時にできるのは税理士だけだからです。

法人設立だけが専門というところに相談してもよいのですが、建設業・飲食業・理美容業・動物病院などの成長過程や安定期など様々なシーンに起きやすい問題を経験したことがない可能性高くなります。

税理士事務所では顧問契約のお客様の日々の経営相談を受けながら、会社経営の問題解決のお手伝いをしています。

さらに、様々な会社の財務改善など様々なビジネスパートナーとしての役割をしております。

会社を成長させたい・会社の改善をしたい場合には、最初に税理士事務所に相談されることをお勧めします。

 

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まとめ

経営者は会社の売上だけに目を奪われてはいません。

社長が会社の利益の種類をしっかりと理解して会社の現状を把握することが重要です。

自分の会社の目指す規模によって、どれくらいの売上が必要なのか・役員報酬はいくらがよいのかなど経営について明るいビジネスパートナーと提携することが重要です。

ビジネスパートナーが経営や税務に関する知識がなければ、他社の情報を知らない社長がすべてカンで決めていくことになります。

自社がどれくらいの経営リスクのあることをしているのか・税務上のリスクがある経営をしているのかの情報も入ってこないことがあるので注意しましょう。

千葉税理士事務所・千葉行政書士事務所の利益改善計画

札幌市白石区にある千葉税理士事務所・千葉行政書士事務所では、商売繁盛に力を入れています。

社長の会社の現状がどのような利益構造になっているかをしっかりと検討します。

社長の会社と同業他社との比較によって役員報酬が妥当かど経費の使い方・利益の構造などについてもしっかりと検討していきます。

同業他社と比べて高額な役員報酬を取っている場合などには税務調査の際にトラブルになる可能性があります。

社長の会社の利益構造によっては危険な節税を実施している場合もあります。

しっかりと中長期的な経営計画を立てていくお手伝いをしていきます。

会社経営について真剣に考えたい社長は今すぐご連絡ください! 0120-889-459

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