本当に必要なものは「節税」VS「経営」

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札幌市白石区の経営計画コンサルタントの千葉です。千葉税理士事務所は中小企業を元気にする税理士事務所です。

税理士事務所=節税という話が多いと思いますが本当に正解でしょうか?今回は節税と経営のどちらが大切かを考えてみましょう。

本当に必要なものは「節税」VS「経営」

税理士セットで検索している用語に「節税」という言葉が多くあげられます。

節税ができる税理士はいい税理士というイメージなのかもしれません。

節税知識がないよりはあったほうが良いのは間違いありません。

ただ、節税知識の使い方は本当にあっているかを真剣に考えたことはありますか?

今回は「節税」VS「経営」という目線でみていきましょう。

(目次)

1.節税と脱税と粉飾の違い

2.節税とはどのようなものか

3.経営ができない会社は節税もできない

4.まとめ

1.節税と脱税と粉飾の違い

そもそものお話です。

節税と脱税の違いが分かっていない方もいます。

(脱税とは)

脱税とは税金を不正に逃れることを言います。

法人税であれば主に利益に対して税金がかけられるので、利益を不正に圧縮した結果として脱税が発生します。

利益が不正に圧縮される原因としては、売上の除外や架空経費の計上というものです。

誰が聞いても「それはダメだろう」とわかるものです。

税理士さんが付いている場合には起こりにくいといえます。

売上除外で多い業種といえば、飲食店・理美容店・マッサージ関係などの現金商売や現金での受け渡しある小さな現場をもっている建設業なども起こりやすい業種です。

魔が差してしまうということですが、売上を抜くということは脱税なので絶対にしてはいけません。

「架空経費の計上なんてする人いるの?」と思われるかもしれませんが、いらっしゃるようです。

架空経費で外注に出していないのに外注費を計上したり、実在しない人に給料を払ったことにする架空人件費などが挙げられます。

倒産してしまった会社に発注したことにするなど手口は様々なようです。

(節税とは)

節税とは税法に定められている合法的な方法で税金を圧縮するものをいいます。

大きく分けると2つに分かれます。

①期間損益計算の特例を使ってその期の利益を抑える

②優遇税制を使って税金自体を低くする

節税で大きなものは①の期間損益計算の特例を使うことが多くなります。

こちらは昔からあるオーソドックスな節税です。

しかし、翌期以後の経費を合法的に今期に前倒ししていたりするものなので長い目で見ると課税の繰り延べになります。

たまたまその期の利益が大きくなる場合などに有効な節税です。

大型のものの例としては経営強化税制などが挙げられます。

②の優遇税制を使っての節税は、期間限定の節税ということが多くなります。

景気対策などで時限的に税金をまけてくれる特例が出てきます。

所得拡大税制などの税額控除といわれる税金自体が安くなる特例です。

(粉飾とは)

粉飾とは本来でていない利益を計上する状態をいいます。

世の中の会社は税金を払いたくないという人が多いはずなのに、利益を出したがるとは不思議な話と思われるかもしれません。

粉飾をする理由は銀行借入や公共事業を受注するために決算書を良く見せたいという会社がやってしまう不正です。

粉飾には売上の前倒し以外にも架空売り上げの計上や架空在庫の計上などがあります。

2.節税とはどのようなものか

先ほどお話しした通り、節税は合法的に税金を安くするものです。

知らないと損をするという話というと分かりやすいかもしれません。

一般的にいわれるものには法人化・保険を使った節税・退職金を使った節税などがあります。

保険に関しては節税という文言を使わないようにという風潮になってきています。

基本的には課税の繰延という性質のものが一般的な節税といわれるものです。

税法上問題のないものですが、知っているのと知らないのではその時に収める税額が変わることがあるので節税という表現が使われます。

世の中にある節税というものの大部分が課税の繰延です。

課税の繰延とは、今の税金を少なくしているけども、将来的にはその分利益が大きくなるので将来的には課税対象になるものをいいます。

そのためその期だけを考えて節税しても出口戦略をしっかりしていなければ会社がおかしくなってしまいます。

3.経営ができない会社は節税もできない

節税という言葉が独り歩きすることでよくないことが起きているように感じます。

「節税=得すること」と考えている方が多いため、利益を一気に赤字にしようとする方もいます。

会社を作ったのは利益を出して儲けるためという前提を忘れてはいけません。

無理な節税は会社の収益体質を弱めます。

常に黒字を出し続けることは経営をする上で一番難しいことです。

一時の節税は誰でもできます。

しかし、そのせいで会社経営が弱ってしまうとそのあとの経営が苦しくなります。

結果、赤字体質の会社になって無理な黒字を出して借入をしようとする会社になってしまいます。

利益を出し続けることでより良い取引先・よい人材を確保することで長期的に成長し続けたほうが得なのです。

経営がうまくいっていない会社は利益問題もないので、節税はできません。

経営を上手にすることで資金繰りの改善もできてきます。

4.まとめ

「節税」VS「経営」と大きな対立を設けると経営のほうが勝ります。

経営がうまくいかないと会社の存続自体がないからです。

節税をするのも利益を出し続ける経営の上に成り立ちます。

無理な節税で会社をおかしくするよりも、経営的に正しいことをして適度な節税を組み合わせていくことが重要です。

千葉税理士事務所は経営サポートに力を入れています。

特別なお客様に対してのみ実施する経営計画コンサルタントです。

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