効率的に税務調査対策がしやすい事務用品のポイント~税理士事務所が勧める事務用品のポイント~

税務調査が多い時期の7月~12月は、税務署からの電話連絡が多い季節になります。税務調査の際に気になるのは資料の保存と会計帳簿の整合性があっているかどうかです。税務調査に対応できる会計に向いている事務用品があることをご存知でしょうか?

会計事務用品を知らないために税務調査で「損」していませんか?

~効率的に税務調査対策がしやすい事務用品のポイント~

弥生会計・MFクラウド会計専門の札幌市白石区の千葉税理士事務所の無料税金ワンポイントです。

税務調査の繁忙シーズンの7月~12月は税務署からの連絡あります。

その際にお客様に過去3年分の領収書・請求書などの会計資料と会計帳簿の用意をお願いします。

会社独自の帳簿資料場合には、その会社ごとにオリジナル資料を作成・保存しています。

会社ごとに異なった資料を作成・保存していることになるため税務調査の際の資料にバラつきが出やすくなってしまいます。

飲食店・整体マッサージ・理美容店・動物病院・建設業など業種ごとにあるべき資料が異なってきます。

税理士事務所に日ごろから指導を受けていない会社の場合には、かなり独特な経理になっていることが多いのです。

会計用の事務用品を整えることで税務調査対策の第一歩になるので見ていきましょう。

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会計用事務用品は法律で決まっている!?

結論からいうと、法律でこれを使わなければならないというものはありません。

法律で決まっているのは、記録すべき帳簿に記入すべき事項です。

領収書や請求書は帳簿ではありません。保存義務はあるのですが、保存方法に関しては法律上決まったかたちはありません。

そのため会社ごとに異なる会計用事務用品を使っていても法律上問題ないのです。

一般的購入することができる会計用品は、書籍店や事務用品を売っている大きな文房具屋さんということが多くなります。

・スクラップブック

・大学ノート

・入金伝票

・出金伝票

・お小遣い帳

事務用品で一般的に販売されているものは上記のようなものになります。

これを使ってきれいに資料整理をすることは可能です。

税務調査の際にも問題はありません。

しかし、これらのものを使ってきれいに整理して税務調査対策をするためには経理経験のある事務担当者がいる方がよいということになります。

以前の勤務先で整った会計資料はどのようなものかがわかっているため、それに近づけた資料整理ができるためです。

ところが、経営者自ら経理をする場合や奥様やご家族が初めて事務をする場合には正解がわからないまま経理をしていくことになってしまいます。

市販の会計用品を効果的に活用して税務調査対策をするためには、日ごろから税理士事務所にアドバイスをもらうことが重要です。

 

税務調査に効率的な事務用品~税理士事務所が勧める会計用品が良いポイント~

業種にもよりますが、税理士事務所が勧める会計用品を使ったほうが効率的に税務調査対策ができることがあります。

最近では会計ソフトの使い勝手がよくなりました。

そのため、会計ソフトを上手に使うことで会計用品にこだわらなくても経理が上手にできるようになってきています。

しかし、効率的に法定要件を満たした会計資料作りができる優れものなのです。

伝票

①集計表(売掛金集計表・買掛金集計表)

昔は、「売掛帳」や「買掛帳」という売ったものや買ったものの支払いを管理する会計用品を使っていました。

ところが、会計ソフトで簡単に「補助科目」というものを設定することができるようになったため、「売掛張」や「買掛帳」を使わなくても管理可能になりました。

入金予定や支払予定などを紙で管理したい場合には、手書きの売掛集計表や買掛集計表を帳簿と別途で作成することも経営上効果的です。

税理士事務所から集計表を購入した場合には、ミス防止など注意点をしっかりと教わりましょう。

 

②支払い証明書

事業をしていると領収書をもらえないシーンがたくさんあります。

例えば、

・自動販売機でジュースや地下鉄のチケットを購入した

・割り勘のため領収書がもらえなかった

・お祝いやお見舞いで領収書がもらえなかった

・領収書を紛失してしまった

このような場合に、支払った事実を証明するためにつかう会計事務用品です。

乱発することは問題ですが、領収書をもらうことができない理由などをしっかりと記録できて法律的な要件を満たした領収書の代わりを作ることができます。

税理士事務所から使い方を教わってしっかりと現金を管理してきましょう。

 

③現金出納帳

特に重要な税理士事務所が勧める会計事務用品です。

飲食店・理美容業・動物病院などの場合には、日々の現金管理が非常に重要になります。

現金商売をしている場合には、ある日突然の無通知税務調査の対象になることがあります。

その際に、日々の現金管理をどのようにしているかをその場で確認されることがあります。

現金出納帳で日々の現金管理をしっかりしていなければ売上の漏れなどを推測される可能性があります。

この現金出納帳は、非常にお勧めの会計用品です。

・日々の現金管理がしっかりできる

・日々のクレジット売上なども管理できる

・日々の売掛金(ツケ)の発生・入金も管理できる

・領収書の保存もきっちりできる

・預金通帳の情報も管理できる

・1か月分の会計資料をまとめられる

現金商売の場合には、現金出納帳をつけてもらうことで税務調査リスクを下げることができる上に資料保存が完結します。

そのため、当事務所では現金出納帳の上手な使い方をお知らせしております。

指差し・オペレイター

会計ソフトも上手に使うことで効率的・効果的な経理ができる~千葉税理士事務所の経理の目線~

会社経理をしっかりと行うことが税務調査対策の第一歩です。

会社の経理がしっかりとできていなければ、経理代行を税理士事務所に依頼しても税務調査で指摘事項が増えてしまいます。

なぜなら、もともとの会計資料がそろっていないためです。

会社が効率的に適切な会計資料をそろられるようにルール作りをすることで、ストレスなく日々の税務調査対策をしていきましょう。

・会計用事務用品は経理の基礎資料

・会計ソフトは効率的に帳簿を作る道具

このように、用途が異なるというポイントをおさえて経理をしていくことが重要です。

千葉税理士事務所では、お客様の経理が効率的にできるように会計事務用品の提案と会計ソフトの便利入力をお伝えしていきます。

税務調査対策は、日々の資料作りと会計処理が大部分です。

日ごろから経理を改善することで経理をより効率化していきましょう!

経理の見直しや経理代行を検討している方は今すぐご相談ください! 0120-889-459

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