【札幌の税理士が解説】建設業の「どんぶり勘定」からの脱却!数字が読める経営者が利益を生む秘訣

社長さん、こんなお悩みありませんか?
- 「売上は上がっているはずなのに、なぜか手元にお金が残らない…一体どこに消えているんだろう?」
- 「税理士さんから渡される決算書は数字の羅列ばかりで、正直、何をどう見ればいいのかわからない…」
- 「このままで本当に大丈夫なのかな?漠然とした不安があるけれど、何をどう改善したらいいのか…」
- 「現場はいつも忙しいけれど、本当にこのやり方で利益が出ているのか自信がない…」
- 「銀行融資の相談に行っても、数字の根拠を問われてうまく答えられない…」
もし、これらの悩みに一つでも心当たりがあるなら、この記事はあなたのためのものです。
建設業を営む社長さんの多くが抱える「数字への苦手意識」や「どんぶり勘定」から卒業し、利益を最大化するためのヒントを、札幌の経営コンサル型税理士である私が、実体験と共にお話しさせていただきます。
さあ、一緒に「儲かる会社」への第一歩を踏み出しましょう!
目次
- なぜ売上があるのに手元にお金が残らないのか?建設業にありがちな「見えない落とし穴」
- あなたの会社に潜む「変動費」と「固定費」の罠
- 「売上総利益」の本当の意味、ご存知ですか?
- 決算書は「見るもの」ではなく「読むもの」!数字が語る経営の真実とは
- 社長のための「分かりやすい損益計算書」への組み替え術
- 未来を予測する「損益分岐点」と「労働分配率」の活用法
- 「現状維持」は「後退」と同じ!成長企業の次なる一手は「利益計画」にあり
- 利益計画はなぜ「逆算」で考えるべきなのか
- 計画と実績の「ズレ」こそが改善のヒント
- あなたの会社を「儲かる体質」に変える!税理士との新しい付き合い方
- 税務の専門家が「経営のパートナー」になる時
- 具体的な相談が、未来を拓く
- 今すぐ相談できる!あなただけの「利益計画」を一緒に作りませんか?
1. なぜ売上があるのに手元にお金が残らないのか?建設業にありがちな「見えない落とし穴」
社長さん、日々現場を走り回り、汗水流して仕事をして、売上も順調に伸びている。それなのに、ふと通帳を見ると「あれ?こんなに頑張ってるのに、なんで手元にお金がないんだ…」と感じることはありませんか? 私も多くの建設業の社長さんとお話しする中で、この悩みを本当に多く耳にします。もしかしたら、あなたも「うちだけじゃないんだな」と、少しホッとされたかもしれませんね。
この「売上は上がっているのにお金が残らない」という現象、実は建設業特有の「見えない落とし穴」が隠れていることが多いんです。
あなたの会社に潜む「変動費」と「固定費」の罠
建設業では、現場ごとに材料費や外注費などが大きく変動しますよね。これが、いわゆる「変動費」です。一方で、事務所の家賃、社員さんのお給料、減価償却費などは、売上の増減に関わらず毎月発生する「固定費」です。
従来の決算書を見ても、これらの費用がごちゃ混ぜになっていることが多く、ぱっと見で「今、どれくらいのお金が毎月出ていっているのか」が分かりにくいんです。例えば、工事を受注するたびに、材料費や外注費は当然かかりますが、それらが思ったよりも利益を圧迫している、あるいは、実は固定費が予想以上に重くのしかかっている、なんてこと、心当たりはありませんか?
「この仕事でいくら儲かったのか、正直よく分からない…」という声もよく聞きます。これは、適切な利益の把握ができていないからこそ生まれる不安なんです。
「売上総利益」の本当の意味、ご存知ですか?
多くの社長さんは「売上」という数字に目が行きがちです。もちろん売上は会社の生命線ですが、本当に見るべきは「売上総利益」、つまり粗利益(あらりえき)なんです。売上総利益は、売上から売上原価(変動費)を差し引いた、いわば「会社に残るお金の元手」です。
「え、今までそんなに意識してなかったな…」と思われたかもしれませんね。安心してください。多くの経営者がそうなんです。しかし、この売上総利益をしっかりと把握し、その「率」を意識することが、儲かる会社にするための第一歩なんですよ。
「でも、どうやって売上原価を正しく把握すればいいんだ?」と、すでに頭の中に疑問符が浮かんでいる方もいるかもしれませんね。ご安心ください、これについては後ほど詳しくご説明します。

2. 決算書は「見るもの」ではなく「読むもの」!数字が語る経営の真実とは
税理士から渡される決算書を見て、「うーん、これは黒字なのか、赤字なのか…」と、ただ結果を確認するだけになっていませんか? 実は、決算書はただの過去の記録ではありません。未来の経営を「読む」ための、非常に強力な羅針盤になり得るんです。
「そんなこと言われても、数字にアレルギーがあって…」そうおっしゃる社長さんの気持ち、痛いほどよくわかります。でも、難しく考える必要はありません。ちょっとした「見方」を変えるだけで、決算書はあなたのビジネスの強力な味方になってくれます。
社長のための「分かりやすい損益計算書」への組み替え術
一般的な損益計算書は、税務申告や金融機関への提出のために作られているので、正直、経営者の方にとっては「分かりにくい」と感じるのも無理はありません。特に、売上原価の中に、売上に連動する変動費だけでなく、固定費も混じっていると、本当の粗利益が見えにくくなります。
そこで、私たちがおすすめしているのが、「変動損益計算書」への組み替えです。これは、費用を「売上に連動して変動する費用(変動費)」と「売上に関わらず発生する費用(固定費)」にきっちり分けることで、あなたの会社が「毎月いくら稼がなければならないか」「あといくら売上が増えれば利益が出るのか」が、一目で分かるようになる魔法の資料なんです。
例えば、材料費や外注加工費、商品仕入、在庫増減のみを変動費とし、その他を固定費としてざっくりと割り切ってしまうと、経理のプロではない社長さんにも分かりやすくなります。こうすることで、粗利益率が明確になり、この粗利益率が分かれば、「あとどれくらいの売上を増やせば、赤字から脱却できるか」といった具体的な目標が見えてきます。これは、まさに「損益計算書を、ただ見るだけでなく、未来のために読む」ということなんですね。
未来を予測する「損益分岐点」と「労働分配率」の活用法
変動損益計算書が作れるようになると、さらに強力な「経営の武器」が手に入ります。それが、「損益分岐点」と「労働分配率」です。
- 損益分岐点: 「売上があと何%下がっても赤字にならないか?」を教えてくれる数字です。固定費を粗利益で割ることで計算できます。逆に言えば、「あとこれだけ売上を増やせば、黒字になる」という目標値も教えてくれます。これで、無駄な心配が減り、どこに力を入れるべきかが明確になりますね。
- 労働分配率: 粗利益に占める人件費の割合をいいます。人が粗利益を稼ぐわけですから、この数字を把握することで、「社員さんの頑張りがどれだけ利益に貢献しているか」が見えてきます。もし人件費がアップしたとして、「じゃあ、粗利益をいくら増やせばいいのか?」なんてことも、逆算して明確にできます。社員さんにも「なぜ売上目標を達成する必要があるのか」を、より具体的に説明できるようになりますよね。
これらの数字を「知っている」のと「知らない」のとでは、経営判断の質が大きく変わってきます。まるで、カーナビなしで目的地を目指すのと、最新のカーナビを搭載して進むくらいの差があると言っても過言ではありません。

3. 「現状維持」は「後退」と同じ!成長企業の次なる一手は「利益計画」にあり
「うちはこれまでこれでやってきたから大丈夫!」そう考えている社長さんもいらっしゃるかもしれません。しかし、経済状況は常に変化し、ライバルも常に新しい手を打ってきます。昨日と同じやり方が、明日も通用するとは限りません。特に成長期にある会社にとって、「現状維持」は実質的には「後退」を意味することもあるんです。
だからこそ、未来を見据えた「利益計画」が非常に重要になります。
利益計画はなぜ「逆算」で考えるべきなのか
多くの社長さんが利益計画を作らない理由として、「将来のことなんて分からないから意味がない」「計画通りにいかない」とおっしゃいます。確かに、未来は不確実な部分が多いですよね。しかし、利益計画は「どれだけ稼げるか?」という予測から入るのではなく、「会社が生き残るために、最低限いくらの利益が必要か?」という「逆算」から始めるのが鉄則なんです。
例えば、来期の役員報酬、社員さんのお給料、そして銀行への返済額など、確実に出ていく費用は、意外と正確に予測できます。それらを賄い、さらに会社を発展させていくために必要な利益をまず設定し、そこから「では、そのためにはいくらの粗利益が必要で、いくらの売上が必要か?」と逆算していくのです。
この逆算のプロセスで、ほとんどの社長さんは「こんなに売上が必要なのか!」と驚かれます。しかし、そこで初めて「あ、今のやり方では足りないんだな」と気づき、具体的な行動へと繋がるのです。まさに、現在の「手元にお金が残らない」という結果は、「将来の不確実性への漠然とした不安」というあなたの心の内から生まれているものかもしれません。その不安を具体的な数字で認識し、目標を立てることで、きっと希望が見えてくるはずです。
計画と実績の「ズレ」こそが改善のヒント
「計画通りに行かないから意味がない」という意見、ごもっともです。しかし、実はこの「計画と実績のズレ」こそが、経営改善の宝庫なんです。
例えば、計画よりも売上が少なかったとします。それは、「自社の見込み」と「実際の市場の需要」との間にギャップがある、というサインです。なぜギャップが生まれたのか? 営業戦略が甘かったのか、顧客ニーズを読み違えていたのか、それとも、競合の動きを見落としていたのか…その「ズレ」を深掘りすることで、具体的な改善策が見えてきます。
計画を立て、実績と比較する。このシンプルなサイクルを回すことで、あなたの会社は「儲かる体質」へと着実に変化していくことができます。まるで、自分の健康状態を把握するために、定期的に健康診断を受けるようなものですね。

4. あなたの会社を「儲かる体質」に変える!税理士との新しい付き合い方
「税理士さんって、税金のことだけ見てくれる人でしょう?」そう思っていませんか? もちろん、税金のプロフェッショナルであることは間違いありませんが、現代の税理士は、それだけでは務まりません。特に成長を目指す建設業の社長さんにとって、税理士は「税務のパートナー」から「経営の強力なパートナー」へとその役割を変えています。
税務の専門家が「経営のパートナー」になる時
税理士は、決算書や日々の会計データを通じて、あなたの会社の「数字」を最も深く理解している存在です。その数字は、過去の活動の結果であり、同時に未来へのヒントの塊でもあります。
「うちの税理士さんは、いつも数字の報告しかしてくれないんだよな…」もしそう感じているなら、それは非常にもったいないことです! 札幌の経営コンサル型税理士である私たちのような存在は、単に税金の計算や申告を行うだけでなく、その数字から会社の強みや弱み、そして将来の成長戦略までを読み解き、具体的なアドバイスを提供することができます。
私たちは、単なる「会計処理の代行業者」ではありません。「毎月ちば式月次決算書を提供し、ワンチームでお客様をサポート、質問には24時間以内に回答する」ことをお約束しています。これは、決算書を分かりやすく加工し、数字を経営に活かすためのサポートを重視しているからです。数字が苦手な社長さんにこそ、私たちのサービスは大きな力になると信じています。
具体的な相談が、未来を拓く
「こんなこと相談してもいいのかな?」と遠慮することはありません。漠然とした不安、現状維持への焦り、将来への希望…どんな些細なことでも構いません。それらを言葉にすることで、頭の中でモヤモヤしていたものが整理され、具体的な課題が見えてくることがあります。
そして、その課題に対して、数字の専門家である私たちが、根拠に基づいた解決策を一緒に考え、実行をサポートいたします。数字が読めるようになることで、あなた自身の「経営者としての自信」にもつながり、社員さんへの指示も明確になるはずです。会社の未来は、社長であるあなたの「行動」にかかっています。
5. 今すぐ相談できる!あなただけの「利益計画」を一緒に作りませんか?
ここまで読み進めてくださったあなたは、きっと「この現状をなんとかしたい」「もっと会社を良くしたい」という強いお気持ちをお持ちのはずです。そのお気持ち、私も同じです。
私たちは、あなたの会社が「儲かる体質」へと変わり、社長であるあなたが安心して経営に集中できるよう、全力でサポートいたします。特に、今回の記事でご紹介した「利益計画」は、そのための強力なツールです。
「でも、どうやって利益計画を作ればいいのか…」ご安心ください。私たちがそのお手伝いをさせていただきます。
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札幌の経営コンサル型税理士事務所 千葉税理士事務所
〒003-0021 札幌市白石区栄通15丁目4-27
℡:011-858-7007 市内・遠方ともにオンラインミーティング対応事務所

投稿者プロフィール

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中小企業社長専門の経営コンサルタント兼税理士。
1977年生まれ、札幌出身。大手税理士事務所在籍中、税理士試験に合格。「試算表を作るだけ」の業務が中心で、経営支援に踏み込めない現状に強いジレンマを抱える。大手事務所を退所し、コンサル型の税理士事務所に入所するも思い描く支援とのギャップに苦悩。28歳の頃にお客さんゼロ・計画なしという状態で独立を決意。自分自身が事務所経営に苦しんだ経験から「経営者は孤独で、悩んでも税理士に相談しにくい」という現実を身をもって痛感。ふとしたきっかけで参加した勉強会で「税理士=税金や会計処理だけではない。経営戦略まで踏み込んでサポートできる存在でありたい」という想いを強くする。様々な経験を経て、現在は北海道札幌市白石区で「建設業や動物病院をはじめ、多業種の経営者を「数字」と「現場」の両面で支えている。単価・売上・利益向上と財務、人事・採用マーケティングのサポートを得意とする経営コンサルタント。