節税だけではもったいない！“利益を生む”税理士が見ているポイントとは？点。
千葉将志税理士事務所代表 千葉将志
このブログを読み終わったときに、あなたは「単なる税金の相談」から一歩踏み出し、会社を「儲かる仕組み」へと変革するための具体的なヒントを得ています。そして、今すぐ行動すべき理由が明確になり、未来への不安が希望へと変わっていることに気づくでしょう。
「節税だけではもったいない！“利益を生む”税理士が見ているポイントとは？」
札幌市白石区の経営に強い千葉税理士事務所です。
「うちの税理士さんは、いつも決算書をポンと渡してくれるだけで、正直、数字の羅列ばかりでよく分からないんだよね…」「節税はしてくれるみたいだけど、本当に会社が良くなってるのか、不安が拭えない」
もし、あなたがそう感じているとしたら、それは決してあなただけではありません。多くの成長企業の経営者様が、同じような悩みを抱えています。売上は伸びているはずなのに、なぜか手元にお金が残らない…。会社の未来を考えると、このままで大丈夫なのだろうか？
もしかして、あなたはこんなお悩みをお持ちではありませんか？
- 売上は増えているのに、なぜか手元にお金が残らない… 利益が出ているはずなのに、キャッシュがショートしそうになる不安に夜も眠れない。
- 税理士に相談しても、節税の話ばかりで経営の具体的なアドバイスがもらえない… 会社の成長のために、もっと踏み込んだ話がしたいのに、どこに相談すればいいのか分からない。
- 決算書を見ても、結局何が良くて何が悪いのか、さっぱり理解できない… 専門用語ばかりで、自分の会社の数字を本当に把握できているか自信がない。
- このままで大丈夫なのか、漠然とした不安が常にある… 成長企業が直面する「現状維持の罠」にはまっていないか、次の打ち手が見つからない。
- 漠然と「資金繰りが厳しい」と感じているが、何から手をつけて良いか分からない… 毎月の資金繰りに追われ、根本的な解決策が見つけられない。
もし一つでも心当たりがあったのなら、このブログはあなたのためのものです。
目次
- あなたの会社に“利益をもたらす”税理士の視点
- 売上高だけを見ない！「粗利」という名の宝の山を見つける
- 「固定費」という名のダイエット！スリムな体質を目指す
- 「資金繰り」という名の会社の血液を循環させる
- 社長という名の「コンダクター」を育てる！数字を経営に活かす力
- あなたの「現状維持への不安」を「未来への希望」に変えるために
- いますぐ行動したいあなたへ！特別なプレゼントとご相談のご案内
あなたの会社に“利益をもたらす”税理士の視点
多くの税理士が「税金を減らすこと」に注力するのは当然のことです。しかし、本当に会社の未来を考えるならば、それだけでは不十分だと私は考えています。節税はもちろん重要ですが、それはあくまで経営の一部に過ぎません。
では、“利益を生む”税理士は、一体どこに注目しているのでしょうか？
1. 売上高だけを見ない！「粗利」という名の宝の山を見つける
「売上が上がれば会社は儲かる」これは一見正しいように見えますが、実は大きな落とし穴があります。極端な話、どんなに売上が伸びても、それ以上に原価や経費がかさんでいては、手元にお金は残りません。
私が着目するのは、まず**「粗利」**です。売上から直接かかるコスト（原価）を引いたものが粗利です。この粗利が、あなたの会社が生み出す「付加価値」そのものと言えるでしょう。
例えば、建設業で考えてみましょう。ある建設会社A社は、年間売上5億円。しかし、原価率が高く、粗利は20%（1億円）でした。一方、B社は年間売上3億円ですが、特定の工法や仕入れルートを工夫することで原価率を抑え、粗利は40%（1.2億円）でした。
売上だけ見るとA社の方が大きいですが、粗利で見るとB社の方が高い。これは、B社の方が「効率的に稼ぐ力」があることを示しています。私は、この粗利をいかに最大化するかを共に考えます。例えば、
- 原価の見直し: 仕入れ先の変更、共同購入、材料の無駄をなくす工夫。
- 付加価値の向上: 他社にはないサービスや技術の提供、高単価な仕事の受注。
- 生産性の向上: 作業効率の改善、無駄な手待ち時間の削減。
単なる経費削減だけでなく、いかに粗利を増やすか、そのための具体的な戦略を数字から導き出すのです。
2. 「固定費」という名のダイエット！スリムな体質を目指す
粗利を最大化したら、次に見るのは**「固定費」**です。固定費とは、売上に関わらず毎月発生する費用のこと。家賃、人件費、リース料、広告宣伝費などがこれにあたります。
もし固定費が粗利を圧迫していれば、どれだけ粗利を稼いでも利益は残りません。重要なのは、ただ削減するだけでなく、**「費用対効果」**を考えることです。
例えば、新しい営業システムを導入するとして、その費用が月額50万円かかるとします。一見高いように思えますが、もしそのシステム導入によって、月間100万円の新規顧客獲得につながるなら、それは投資として「価値がある」と言えます。しかし、もし「なんとなく良さそうだから」と導入したものの、全く効果が出なければ、それはただの無駄な固定費となってしまいます。
私は、あなたの会社の固定費を一つ一つ丁寧に洗い出し、それが本当に「必要な費用」なのか、「投資」としてどれだけのリターンが見込めるのかを一緒に検討します。
具体的な例を挙げましょう。 ある運送業の会社で、トラックの稼働率が思ったより上がらず、燃料費やメンテナンス費が重荷になっているケースがありました。社長は「仕方がない」と考えていましたが、私は運行ルートの最適化、共同配送の提案、さらに燃費の良い車両への段階的入れ替えなど、具体的な改善策を提案しました。もちろん、一気に全てを変えるのではなく、無理のない範囲で、かつ効果測定を行いながら進めることで、着実に固定費を削減し、利益率を向上させることができました。
固定費は、まるで会社の「体重」のようなものです。健康的な体重を維持することで、会社はより軽やかに、そして力強く成長できるのです。
3. 「資金繰り」という名の会社の血液を循環させる
売上や利益が出ていても、資金が枯渇すれば会社は倒産してしまいます。資金繰りは、会社の「血液」のようなものです。健康な血液が循環していなければ、どんなに頑丈な体でも動けなくなってしまいます。
特に成長企業では、売上が伸びるほど仕入れや人件費が増え、一時的に資金が不足する**「成長痛」**に見舞われることがあります。これは、まるで身長が急に伸びる時期に足が痛くなるのに似ています。体が成長している証拠なのですが、痛みを感じるのと一緒で、会社も成長過程で資金繰りの痛みを感じることがあるのです。
あるアパレルメーカーの社長様が、まさにこの成長痛に悩まされていました。売上は順調に伸び、利益も出ているのに、なぜか手元にお金が残らない。新しい商品を開発したくても、資金が足りない状況でした。社長は日々、銀行からの催促や支払いのタイミングに追われ、「いつかこの会社は資金ショートするんじゃないか…」という不安を常に抱えていたそうです。この漠然とした不安が、日々の意思決定を鈍らせ、さらなる成長の足かせとなっていました。
そこで私が着目したのは、**「売掛金の回収サイクル」と「在庫の回転率」**でした。売掛金の回収が遅い、つまり商品やサービスを提供してからお金が入ってくるまでの期間が長いと、その間資金が不足します。また、売れない在庫を抱えすぎていると、その分資金が固定されてしまいます。まるで、蛇口から水が出ているのに、排水溝が詰まっていて水が溢れてしまうような状態です。
私は、具体的な数字を元に、売掛金の回収期間を短縮するための顧客との交渉術や、過剰在庫を防ぐための仕入れ計画の見直しを提案しました。例えば、これまで月末締め翌月末払いだった取引先との契約を、一部の取引先で月末締め翌々月15日払いに変更できないか交渉を促したり、人気のない商品の在庫は早めにクリアランスセールで処分するなどのアドバイスを行いました。また、短期的な資金不足を補うための運転資金の融資についても、金融機関との橋渡し役となり、スムーズな資金調達を支援しました。
結果として、資金繰りが劇的に改善し、社長は夜もぐっすり眠れるようになったと仰っていました。そして、新しい商品開発にも果敢に着手できるようになり、さらなる事業拡大のチャンスを掴むことができました。
このように、私は単に過去の数字を整理するだけでなく、未来の資金の流れを予測し、滞りをなくすための具体的なアドバイスを行います。
4. 社長という名の「コンダクター」を育てる！数字を経営に活かす力
決算書や試算表は、単なる数字の羅列ではありません。それは、あなたの会社の現状を映し出す「鏡」であり、未来を照らす「羅針盤」です。しかし、多くの経営者様が、その鏡の曇りを取る方法や、羅針盤の指し示す意味を読み解くのに苦労しています。
私の役割は、あなたがその「羅針盤」を自分で読み解き、会社をより良い方向へと導けるようにサポートすることです。専門用語を並べ立てるのではなく、**「社長が経営判断に活かせる会計のポイント」**を優しく、分かりやすく解説します。
例えば、「損益分岐点」という考え方があります。これは、「売上がいくらになったら、利益がゼロになるか」を示す点のこと。この損益分岐点を把握することで、目標売上や、コスト削減のラインが明確になります。
ある飲食店の社長様は、「来店客数は増えているはずなのに、なぜか利益が伸び悩んでいる」と悩んでいました。漠然と「もっと頑張れば儲かるはず」と考えていましたが、具体的に何に手をつければいいのか分からなかったそうです。
そこで私は、その社長様に損益分岐点の考え方を説明し、具体的に「何人のお客様に来ていただけたら、お店の経営が安定するのか」「平均客単価をあと50円上げれば、利益が大きく変わるんだ」といった数字を一緒に算出しました。すると、社長は「なるほど！うちはドリンクの原価が高かったのか」「ランチの客単価をあと50円上げれば、利益が大きく変わるんだ」と、自分の店を数字で理解できるようになりました。
「今月の売上が目標に届かない…」と悩むだけでなく、その原因が「客単価が低い」のか「来店者数が少ない」のか、あるいは「固定費が高い」のかを、数字から具体的に読み解く力を養うお手伝いをします。
あなたが「数字が苦手」だと感じていても大丈夫です。私がその苦手意識を克服し、数字を味方につけるための“通訳者”となります。
あなたの「現状維持への不安」を「未来への希望」に変えるために
あなたが今感じている漠然とした不安、それは「もっと良くなるはずなのに、どうすればいいか分からない」という正直な気持ちの表れではないでしょうか？
現状に満足できず、「このままで大丈夫なのだろうか？」と感じていること自体が、あなたが会社を成長させたいという強い思いを持っている証拠です。その強い思いが、あなたをここまで導き、このブログを読ませているのです。
考えてみてください。今、北海道の成長企業では、多くの経営者が単なる「税金計算」にとどまらない、**「利益を生み出すための経営コンサルティング」**を求めて、積極的に動き出しています。彼らは、漠然とした不安を具体的な行動へと変えることで、すでに一歩先の未来を掴み始めています。
もしあなたがまだ、決算書を見て「そうなんだ」としか思えない状況なら、もしかしたら他のライバル企業はすでに、数字を徹底的に分析し、次の一手を打っているかもしれません。彼らは、まさにあなたが今感じている不安を乗り越え、次の成長フェーズへと進んでいるのです。
そして、時間は有限であり、残酷なほど早く過ぎ去っていきます。 多くの経営者が「いつかやろう」「もう少し落ち着いてから」と考えている間に、市場の変化は加速し、競合他社との差は広がるばかりです。ビジネスの世界では、**「立ち止まることは、後退すること」**に他なりません。あなたの会社が成長すればするほど、時間の流れは加速し、日々の意思決定のスピードも求められます。今日という日は、明日には過去となり、二度と戻ってくることはありません。
「あの時、もっと早く相談しておけばよかった…」 そんな後悔を、私はあなたにしてほしくありません。後悔とは、過去の行動の不足からくる「痛みの結果」です。しかし、その痛みを認識することで、あなたは今から「行動」を起こすことができます。その行動こそが、あなたの未来を切り拓く鍵となるのです。
あなたの会社が抱える「成長痛」や「漠然とした不安」は、適切なアドバイスと行動によって、必ず希望へと変えることができます。そして、その一歩を踏み出すのは、まさに「今」なのです。
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投稿者プロフィール
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中小企業社長専門の経営コンサルタント兼税理士。
1977年生まれ、札幌出身。大手税理士事務所在籍中、税理士試験に合格。「試算表を作るだけ」の業務が中心で、経営支援に踏み込めない現状に強いジレンマを抱える。大手事務所を退所し、コンサル型の税理士事務所に入所するも思い描く支援とのギャップに苦悩。28歳の頃にお客さんゼロ・計画なしという状態で独立を決意。自分自身が事務所経営に苦しんだ経験から「経営者は孤独で、悩んでも税理士に相談しにくい」という現実を身をもって痛感。ふとしたきっかけで参加した勉強会で「税理士＝税金や会計処理だけではない。経営戦略まで踏み込んでサポートできる存在でありたい」という想いを強くする。様々な経験を経て、現在は北海道札幌市白石区で「建設業や動物病院をはじめ、多業種の経営者を「数字」と「現場」の両面で支えている。単価・売上・利益向上と財務、人事・採用マーケティングのサポートを得意とする経営コンサルタント。
