他の動物病院が知っていてあなたの動物病院が知らないで損をしていること

札幌市白石区の動物病院の経営に強い千葉税理士事務所です。

「なんで税理士が動物病院の経営なんて話せるの?」と思う方もいるかもしれません。

実際に動物病院は経理・経理で税理士事務所を選んでいると思います。

もし、他の動物病院がこの話を知っていたらあなたの会社はどれくらい損をし続けていると思いますか?

(目次)

1.昔は動物病院が税理士を選ぶ基準はこうだった

2.他の動物病院が対策を始めている現状

3.知っている・知らないの差は?

4.まとめ

1.昔は動物病院が税理士を選ぶ基準はこうだった

これは統計的なエビデンスがある話ではありません。

動物病院の経営者にとって重要なことは「税務調査」と「決算対策(節税)」と「経理」と考えています。

これは過去からの経験上で税理士事務所に対するニーズとしては上記3つをやってくれればどこでもよいということだと思います。

税務調査・決算対策(節税)・経理が求められてきた背景は、動物病院の経営が良い時代が続いてきたという背景があります。

バブル経済のころの税理士ニーズも上記と同じような節税・税務調査・経理だったと思います。

マルサの女を見ていても、景気の良い時代は税金対策と言われるものが経営者にとっての興味の中心になり得たようです。

犬の登録頭数は減少傾向ですが、今時点でもピーク時の10%減少の610万頭あります。

食べていけない動物病院は多くない業界ですから、税金と設備投資資金の銀行融資の2つがしっかりしていればOKなわけです。

(出典:経済産業省HP)

動物病院の数が増加し、犬の飼育頭数が減少していくと昔のように節税や税務調査対策が問題ではなくなります。

実際に私たちも最初は節税・決算対策を中心に行っておりましたが、今は節税や決算対策だけで選ばれているわけではありません。

2.他の動物病院が対策を始めている現状

私たちは動物病院のお客様の数は一般的な税理士事務所に比べて多いと思います。

当初は普通に経理・節税・決算対策などを行っているだけでした。

私たちが動物病院のお客様が多いということも選ばれる理由になっていったとは思います。

最近は、動物病院も2極化しているのではないかと感じます。

① 従前どおりの動物病院型

② 経営的に成長意欲のある動物病院

①の従前どおりの動物病院型は「経理」・「節税」が中心のニーズです。

基本的には今の損益がトントンであればよいという視点で経営されていきます。

②経営的に成長意欲のある動物病院は「経営」という観点から未来を考えています。

私たちが選ばれるのは②の「経営的に成長意欲のある動物病院」です。

当然、今まで通り節税や決算対策というものも行いますが、「経営」ということが一番重要と考えて対策をしていきます。

実際にどんなことに力を入れているかというと次のようになります。

他の動物病院がはじめている対策

・動物病院マーケットの将来の変化予測とリスク認識(自社の立地も含む) 

・中期利益計画と現状リスクの検討

・設備投資と財務戦略(資金計画))

・短期~中期の利益を確保するためのマーケティング戦略

・リタイアメントに向けた長期ビジョン

もう「節税」がメインということではありません。

他の動物病院との競争の中にあるということを意識して中長期的に成長していけるように経営がメインです。

最初は「経営」・「マーケティング」・「財務」ということに苦手意識があっても、取り組み始めると重要性に気が付かれるまでは早いです。

3.知っている・知らないの差は?

動物病院の経営に対する取組ということを知っているのと知らないの差はどれくらいあるのでしょう?

今年取り組みを始めた場合、今はほとんど見えないというのが結論です。

「なんだ、意味ない話だな」と思われる方もいると思います。

むしろそれでよいのです。そうなるようになっているからです。

恐らく、5年後には大きな差になると思います。

経営的な戦略の効果が出るのは3年といわれています。

具体的な話はお話しできませんが、すぐに効果が出ることよりも長期的に成果が出続けることを対策と考えています。

規模にもよると思いますが、対策をしない動物病院と比べるとマーケット縮小のダメージは最低限緩やかになります。

あなたの動物病院は1年間でどれだけのお客様が減りましたか?

あなたの動物病院に他院からどれだけのお客様が移ってきたのでしょう?

こうした意識をもって経営されている動物病院は少ないのが現状です。

一般的な企業ではこれを意識して対策をとっているのです。

こういう意識をもってマーケティングをしている動物病院と今まで通りの日々を過ごしている動物病院とで5年後に差が出ているのは当たり前です。

自社の落客の理由は聞けなくても、選ばれた理由を聞くことはできます。

これは他院を貶める意味ではなく、「お客様に良いサービスをするため」のインタビューです。

これが対策の最初のステップです。

4.まとめ

今後、犬の飼育頭数の減少・飼い主の少子高齢化・物価高による生活費の上昇・動物病院の増加というマーケットの縮小が起きてきます。

動物病院の人員確保も給与待遇を改善できないところは、相当苦労することになります。

今までと同じようにしていれば経営が安定していくということは考えにくくなります。

実際に経営を良くしていきたいという動物病院のお客様には戦略やマーケティングのお話をしていると、喜ばれることが増えています。

目に見えない戦略・戦術が感度の高い動物病院は既に始まっています。

先ほどのマーケット縮小に対する脅威に今すぐ向き合いたいという方は今すぐご相談ください。(電話:011-858-7007)

すべての動物病院様に経営の話はしていません

実は私たちは経営に興味のある動物病院様以外には経営やマーケティングのお話はしません。

すぐに効果が出るものではないことに対して時間を割いてミーティングをしているので、今まで通りで十分という方に対しては良いサービスにならないと判断しているからです。

経営に取り組みたい方は下記公式LINEに登録いただきご相談ください。

https://lin.ee/ev9y8OV