居酒屋業の経理コストを削減~MFクラウド会計の活用法~

札幌市白石区にある弥生会計・弥生会計オンライン・MFクラウド会計が得意な千葉税理士事務所です。

取引本数が多い業種の代表になってしまうのが、居酒屋業(飲食店)です。

記帳代行会社や税理士事務所で記帳代行の料金を開示しているところはたくさんあります。

低料金をうたっているところや、低料金に見えるように見せているところまで様々です。

記帳代行の業務料金だけで、恐らく1仕訳あたり100円程度になるのかと思います。

低料金と思いきや、基本料金で最低10,000円くらいかかるところもありますので、実質的な金額はよくわかりません。

 生ビールで乾杯

居酒屋業(飲食店)の仕訳本数が多いワケ~だから経理コストがかかる!~

一般的な居酒屋業(飲食店)にありうる仕訳本数を推計してみましょう。

① 毎日の売上が複数ある(現金売上・クレジット売上・電子マネー売上・ツケ売上)

  → 360日×4種類=1,440本

② 預金への預け入れが現金売上日数分でる

  → 360日×1種類(現金分)=360本

③ 毎日の現金仕入が複数ある

  → 360日×5枚=1,800本

④ お給料の支払対象者がアルバイトを含めて7名

  → 12か月×7名×4本(給与の複合仕訳分)=336本

⑤ その他の預金振替・クレジット管理などの仕訳

  → 1か月 50本×12か月=60本

⑥ 1店舗あたりの一か月あたりの平均仕訳本数

(①+②+③+④+⑤)÷12か月=333本

このように、居酒屋業(飲食店)の会計処理は非常に本数が多くなります。

今回の例では、居酒屋業(飲食店)1店舗あたりの1か月あたり仕訳本数は350本弱ですが、実際にはもっと多く700本以上となることもあります。

さらに、複数店舗の場合には、数倍になってしまいます。

居酒屋業(飲食店)は記帳代行料金がかさむ業種です

先ほどの記帳代行会社や記帳代行業務を請け負っている場合に当てはめてみましょう。

1仕訳あたり100円の会社に依頼していたら、帳簿の入力だけで1か月あたり約3万5千円(税抜)です。

経理を丸投げをしている場合には、もっと高額になる料金設定の会社もあります。

さらに、税理士顧問料もかかる

これとは別に、税理士事務所に税務顧問を依頼すると個人事業でも毎月20,000円程度の顧問料がかかることもあります。

法人であれば、毎月30,000円程度の顧問料がかかることもあります。

とても高額な経理・税務コストになってしまいます。

料金体系を見ていただくと、一番お金がかかる部分が記帳代行ということが分かります。

Taschenrechner, Kassenbons und Geld, Symbolfoto für Sparen, Kaufkraft und Inflation

記帳代行料金を下げることで居酒屋業(飲食店)の経理コストを削減できないかを考えた!

飲食店にとって、経理はお金を生まない不採算部門です。

しかし、時間とコストがかかる部分になります。

この経費を会社内でしっかりと行うとなれば、会計ソフトの入力だけでものすごい時間がかかります。

税理士事務所で、お客様に代わって経理代行をしてもかなりの時間を要するボリュームです。

会計ソフトの選定によって経理を効率化

居酒屋業(飲食店)の経理処理を効率化しなければ、居酒屋業(飲食店)を経営する個人事業の方・法人の方の経営のスピードが落ちてしまいます。

居酒屋業(飲食店)が他の業種に比べて経理コストがかかってしまっては、飲食店にとってデメリットになってしまいます。

そこで、MFクラウド会計を上手に活用することで経理処理にかかる時間とコストを削減できるのではないかと考えました。



≪ 削減できる理由 ≫

売上処理をMFクラウド会計に自動取り込み

・ MFクラウド会計は次の決済端末に対応しています

 econtet ・ Coiney ・ Square ・ 楽天スマートペイ

・MFクラウド会計は次のPOSに対応しています

EC-Orange POS ・ Airレジ ・ POS+ ・ ユビレジ ・ スマレジ

この対応端末で、売上を自動入力することができます。

きちんと事前設定することで、毎日の売上を自動的にMFクラウド会計に取り込むことができます。

 

仕入を自動取込み

・MFクラウド会計では、クレジットカードの利用明細を取り込む機能がある

このクレジットカードの利用明細取込み機能を活用します。

毎日の仕入れをクレジットカードを活用することで、会計処理を自動化します。

それだけではなく、クレジットカードを利用することで支払いが後に回り資金繰りが改善します。

 

預金通帳情報を自動取込み

・MFクラウド会計には、預金通帳のデータ取込み機能がある

預金通帳の入力本数も営業日数分でてきます。

これを自動化することで、毎月30本~100本前後の経理処理にかかる時間が節約できます。

 

まとめ

・居酒屋業(飲食店)は経理にかかる処理件数・経理代行コストがかかる業種です

・居酒屋業(飲食店)の経理の時間は案外とられてしまう

・居酒屋業(飲食店)では経理の時間がかかることで、経営的なことを考える時間が圧迫されやすい

・居酒屋業(飲食店)の経理は会計ソフト選びで効率化が可能

 

千葉税理士事務所では経理処理にかかる時間と経理代行コストを圧縮!

MFクラウド会計を使っても、すべての経理処理が自動化されるわけではありません。

ただし、MFクラウド会計を使うことで、経理を効率化したり経理代行コストを抑えることができます。

非常に大切なことなので何度も言います。

MFクラウド会計を使っても、経理にかかる手間がなくなるわけではありません。

会計ソフトの選び方や使い方で、経理にかかる時間とコストが大きく変わります。

千葉税理士事務所では、居酒屋業(飲食店)を経営している方に少しでも早く経営情報をお届けしたいと考えております。

実は、税理士事務所が経理代行をしても時間がかかってしまうというのです。

数百本の経理処理を行っていくと、どうしても結果をお伝えするのに時間を要してしまいます。

そこで、お客様に少しでも早く経理状況のご説明ができるように会計ソフト選びも含めて検討してきました。

その結果、MFクラウド会計を使うことで居酒屋業(飲食店)の経理を高速化していくよう取り組んでおります。

千葉税理士事務所では、皆さまが安心して飲食店経営ができるように経理・税務サポートをしていきます!

ご相談電話番号 0120-889-459

こちらか会計ソフトをご購入の方には、顧問料3か月間5,000円割引キャンペーン実施中!


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