Webライターやアフィリエイトで収入を得ている方が非常に多くなっています。書籍をみても実にたくさんの種類の副業ビジネスの本が出ています。これらの副業収入にもしっかりと税金がかかりますので確定申告対策をしていきましょう!~弥生会計・MFクラウド会計の札幌市白石区の千葉税理士事務所~
Webライターのための確定申告対策~税金対策をするwebライターのススメ~
弥生会計・MFクラウド会計専門の札幌市白石区の千葉税理士事務所の無料税金ワンポイントです。
Webライターという副業ビジネスが急成長しています。
それだけたくさんの方が副業ビジネスとしてWebライターとして収入を得ていることになります。
ランサーズなどのクラウドソーシングの会社で原稿依頼をこなしながら文章を完成させて収入を得る場が増えています。
それだけ身近に副業というものができる環境が整ってきています。
クラウドソーシングの特徴としては場所を選ばないという利点があります。
パソコンとインターネットがあれば街の中心部にオフィスを構える必要もありません。
極端な言い方をすれば事務所を用意する必要さえありません。
カフェなどでもインターネット環境が整っていれば立派な仕事場にすることができるのです。
昔の副業と言えばボールペンの作成など自宅に材料が送られてきて、それを組み立てたりするイメージがありました。
しかしインターネットが普及し、一般家庭にもパソコンが普及するようになってから少しずつ副業もインターネットを活用するものになりました。
インターネット副業になることで昔のように多くの在庫を抱える必要もなく、パソコンとネット環境があれば副業ビジネスが成立する環境になりました。
それゆえインターネットが一般家庭に普及することによって、多くの人がwebライターになることができる環境を持っている人が増えました。
Webライターが税金対策で油断してはいけない理由1:副業にも税金がかかる
Webライターにも「専業Webライター」と「副業Webライター」の2種類の方がいます。
専業Webライターの場合にはしっかりと税金がかかる覚悟のある方がほとんどです。
そのため専業Webライターは自分で確定申告の必要があることを知っているため、日頃の経理や税金対策を行う必要性を理解しています。
専業Webライターの方は税金対策をするために顧問税理士を依頼しているケースも珍しくありません。
問題は副業Webライターの場合です。
お小遣い稼ぎだと思って主婦やサラリーマンが副業で行っているWebライターの場合は特に危険なのです。
所得税では本業だから税金を取る・副業がだから税金を取らないという区分はありません。
あくまでも「収入が一定金額以上であれば税金がかかる」・「収入が一定金額以下であれば税金がかからない」ということになります。
「知らなかったから確定申告をしなかっただけ」という甘いことは通用しません。
副業webライターの場合、徐々に収入が増えていく可能性があります。
特に最初のころは低単価の仕事をこなしていても慣れてくると高単価の仕事にシフトしていくはずです。
同じ仕事量をしていてもしっかりと収入が増えてくる傾向があるので、気が付くと扶養から外れていたり、税金が借るくらいになっているということも珍しくありません。
サラリーマンやパートの方が副業をして収入を得ている場合、年間20万円以下の利益であれば確定申告は不要とされています。
これはサラリーマンやパートなどで給与収入がある人の特例です。
しかし住民税にはこの特例はないので副業収入がある場合には所得税の確定申告をしなくても住民税の確定申告は必要になります。
Webライターが税金対策で油断してはいけない理由2:Webライターは利益体質!
アフィリエイトとWebライターは同じような仕事形態です。
厳密には違う部分はたくさんあるのですが、経理や税務の体質としては非常に似ています。
一言でいうとアフィリエイトもWebライターも利益体質の業種です。
クラウドソーシングでwebライターを行う場合には、通常あまり経費がかかりません。
それゆえに副業としてアフィリエイトやwebライターをされる方が多いのです。
初期投資や経費がかかるのであれば副業としては適していないからです。
「副業=手残りの多いもの」これが副業の鉄則だからです。
税金は利益が多ければ多いほど高い税率がかかるようになります。
しっかりと税金の仕組みや経費とは何かを考えながら経理をしていなければ思った以上に税金が出てしまうことにつながります。
特に専業webライターの方や今は副業だけども本業webライターへの転向を考えている方は経理や確定申告対策をしていかなければなりません。
Webライターが税金対策で油断してはいけない理由3:知らない間に消費税を脱税していた
脱税というとものすごく言葉が悪いですね。
実はwebライターの方が知らない間に消費税を納めなければならない人になっていたということもあるのです。
webライターの収入が月に40万円~80万円くらいの場合、年間の収入は500万円~1,000万円弱になります。
消費税は収入が1,000万円を超えなければ消費税を納める義務がありません。(厳密にはもう少しややこしいです)
振込まれた金額をみると
1月から12月の入金で900万円です。
今年の収入は900万円だから消費税は関係ないと思ってしまうかもしれません。
これは間違いです。
ランサーズを例に報酬のスケジュールを見てみましょう。
○毎月15日締め当月末支払い
○月末締め翌月15日払い
つまり、1月15日の入金分は前年分の収入になります。
・今年の1月15日の入金は10万円
・翌年1月15日の入金は50万円
この場合、今年分の入金額はは900万円-10万円=890万円+翌年1月15日の収入(50万円)で合計940万円です。
さらに問題があります。
webライターで原稿を入稿している場合には、報酬から源泉徴収されている可能性があるからです。
計算がややこしくなるので源泉税を10%として説明していきます。
源泉徴収される報酬・料金とは?
①原稿料や講演料など
②弁護士・公認会計士・司法書士・税理士などへの報酬・料金
③社会保険診療報酬支払基金が支払う診療報酬 など
webライターとして原稿を入稿している場合、原稿料として報酬を受け取っていることになります。
つまり、税金が天引きされた残りが入金されているのです。
年末調整で税金が戻ってきたように、確定申告をするとwebライターの方の源泉徴収された所得税は還付される可能性があります。
実際には税金を計算して不足があれば追加で納税が必要になることもるので税金がいくらになるかを把握しておくことは重要です。
それとは別に、消費税の問題に源泉税が影響しているので注意しましょう。
先ほどの例を見ていきましょう。
今年分のwebライターの入金は今年の1月末日入金から翌年1月15日までの入金の合計(940万円)です。
これはwebライター収入は振込金額(手取り)です。
源泉税10%が天引きされた残りが入金されていることになります。
本当の収入は940万円÷0.9(税金天引後が90%分なので)=1,044万円となります。
消費税は収入が1,000円を超えるかどうかで判定します。
今回のケースでは1,044万円>1,000万円となります。
2年後に消費税を納める必要があるということになります。
つまり、2年前の手取りが900万円台の人は今年消費税を納めなければならいかもしれないのです。
知らずにいると後日の税務調査で消費税の漏れを指摘されて一気に数年分の消費税を納税しなければならなくなります。
◎事業所得がある人の副業収入は消費税漏れに注意!
理美容業や建設業・専業アフィリエイトなど本業がある人は副業に注意しましょう。
なぜなら消費税は本業も副業も関係ありません。
本業だけで900万円くらいでも、副業の収入が100万円超あれば合計1,000万円を超えてしまいます。
本業だけで副業は大したことないからと確定申告から漏らしていたり、うっかりわすれていると税務調査で消費税の納税義務を指摘されて一気に数年分の消費税の納税を求められることもあります。
さらに副業収入を漏らしていることが発覚すると、最悪の場合重加算税というペナルティーの重い税金を課税されることもあります。
まとめ
webライターは非常に利益体質の業種です。
しかも、源泉徴収されるなど税金の取り扱いも複雑になります。
確定申告の際に、しっかりと経理をしていなければ余計な納税をしてしまったり、還付される源泉税を間違ってしまいます。
さらに、消費税の判定に天引きされている源泉税の影響を忘れてしまうと思いがけない多額の納税になることもあります。
アフィリエイトとは異なり、消費税対策などは行いやすい業種ですのでしっかりと税理士さんと相談してみてはいかがでしょうか?
千葉税理士事務所のwebライター向け確定申告対策
千葉税理士事務所はアフィリエイトやwebライターの方の事情を理解している税理士事務所です。
どうしてもアフィリエイトやwebライターという仕事を理解してもらえないというお客様からご相談をいただくことも多々あります。
インターネットの特性についてしっかりと理解していかなければ、経理処理を間違ってしまいやすい業種です。
経理処理のタイミングを間違うことで利益が大きく変わってしまったり消費税の納税問題が発生したりと影響が大きくなります。
そこで千葉税理士事務所では、アフィリエイターやwebライターの方からの経理や確定申告を積極的にお手伝いさせていただいております。
今すぐ経理処理を始める必要があります!
アフィリエイトの方やwebライターの方の場合、経費関係の支払いが細かくるため帳簿作成に時間がかかってしまいます。
そのため、早期に経理処理を進めなければ確定申告時の納税資金準備が大変になります。
確定申告時期になってからいきなり○○万円の納税になることも珍しくありません。
そこで千葉税理士事務所ではwebライターの方の経理処理を早期に始めることで、しっかりとした税金対策を行っていきたいと考えております。
経理や税金は難しいとお考えの方は今すぐご相談ください!
ご相談専用電話 0120-889-459