年収1000万円以上の経営者必見!年収1億円超の会社との決定的違いとは

札幌市白石区の経営に強い千葉税理士事務所です。
年収1,000万円の人の割合は約5.5%です。
これは令和5年分の民間給与実態統計調査によります。
今回は売上1,000万円以上の会社と売上1億円の会社との差は何があるのかという観点でお話をします。
(目次)
1.年収1,000万円の会社経営者の特徴とは
2.年収1億円の壁はある
3.年収1,000万円の会社と年収1億円の会社の違いの意味とは
4.まとめ
1.年収1,000万円の会社の経営者の特徴とは
年収1,000万円の給与収入で見ると、給与収入を得ている人のうち上位5.5%程度ということですが、会社になるとそんなことはありません。
明確な根拠数字はありませんが、小規模企業(従業員数20人未満)でも約75%が売上高1,000万円を超えています。
一人親方の建設業や個人飲食店であれば売上高1,000万円以下というところもたくさんあります。
この年収1,000万円の壁となってくるのは、本人や家族が食べていければよいという基準が年収1,000万円の壁といえるかもしれません。
自分と家族が食べていければよいという場合には、消費税の影響もあり、売上1,000万円を超えると社会的な負担が増えることを懸念されて売上をセーブしている方もいます。
今回お話をしていきたいのは、会社の売上は数千万円あるという会社の経営者の方の話です。
役員報酬1,000万円を取れる会社ということは、会社の売上は数千万円はあります。
この年収1,000万円の会社の経営者の特徴をお話しします。
①本当はもっと役員報酬や生活費を増やしたいけど思うようにいかない
②もっと働く時間を増やせば売上が上がると思っている
③銀行融資を受けていて返済と新たな借入で悩んでいる
これは年収1,000万円の会社経営者によくある悩みです。
そして、何とかしたいと思っているけども誰に相談したらよいかもわからないということが起こっています。
もしも、この悩みを放置するとどうなるかもお話しします。
20年以上にわたって100社を超える会社を見てきたところ、事業をハッピーエンドでリタイアすることは非常に難しいといえます。
若いころは成長のスピードでカバーできていたものが、年齢を重ねていくうちに融資を返済することさえも難しくなっていくからです。
今は年収1,000万円以上あるから大丈夫と思っていることは非常に危険な方向に向かっている可能性があるのです。

2.年収1億円の壁はある
年収1億円を超える会社も金融機関からの借入はあります。
しかし、年収1,000万円の会社とは明確に違いが生まれてきます。
年収1,000万円を超えても年収1億円にたどり着かない会社は、ビジネスパートナーがいないことが多いです。
専門家として税理士さんも社労士さんも顧問にいます。
しかし、ビジネスパートナーはいません。
何かというと、「専門家=手続き屋さん」という関係になっています。
一方で年収1億円の壁を超える会社は専門家とビジネスパートナーを分けて考えています。
他社と同じように税理士さんを頼んでいたとしても、その目的が手続き屋さんではなく、ビジネスの情報交換ができる相手として選んでいます。
手続き屋さんの税理士さんであれば、記帳代行料金別で顧問料4万円~というところが多いと思います。
一方でビジネスパートナーとしても経営に強い税理士事務所であれば10万円以上ということも珍しくありません。
ここで重要なことは、ビジネスパートナーとなる税理士事務所は多くの経営的な情報と実務を積んでいるので日々経験を積んで成長し続けているということです。
この複利で情報を得ているビジネスパートナーを活用することで短時間でより多くの経験を吸収して年収1億円を超えていきます。

3.年収1,000万円の会社と年収1億円の会社の違いの意味とは
年収1,000万円の会社と年収1億円の会社の意味合いは何でしょうか?
単純に年収1,000万円の会社が1年でやることの10倍を1年でやっているということです。
つまり、ビジネスで得られる経験が10倍なんです。
同業他社との差が開くほどあなたの会社は他社に溝を開けられてしまいます。
資金調達力にも差が生まれるので、どんどん競争環境が厳しいものに変わってしまうのです。
もしも、あなたが年収1,000万円の会社の経営者だとしたなら大きなチャンスを得ているのかもしれません。
今までこのような話を税理士さんからいわれたことはないと思います。
自社を成長させていくことの必要性を強く感じられたのであれば、税理士さんに本気で経営について相談してみてください。
その一歩から年収1億円の会社になることが始まります。

4.まとめ
年収1,000万円の会社のまま進むとハッピーリタイアは相当難しい状況になります。
借入を返済するために仕事をし、年齢を重ねていくうちに競争力がなくなり事業が難しくなるリスクが上がるからです。
年収1億円の会社は税理士などの専門家を経営に強いビジネスパートナーを選ぶという視点で選んでいます。
そして、経営に強い税理士は知識だけでなく実務として日々経験を重ねているので複利で成長しています。
この経験を会社に取り込むことで成長を加速させています。
そのため、創業数年で1億円の会社を超え、3億を目指す会社も出ています。
もしも、経営について真剣に取り組みたいという方は今すぐご相談ください。
相談℡011-858-7007
投稿者プロフィール

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中小企業社長専門の経営コンサルタント兼税理士。
1977年生まれ、札幌出身。大手税理士事務所在籍中、税理士試験に合格。「試算表を作るだけ」の業務が中心で、経営支援に踏み込めない現状に強いジレンマを抱える。大手事務所を退所し、コンサル型の税理士事務所に入所するも思い描く支援とのギャップに苦悩。28歳の頃にお客さんゼロ・計画なしという状態で独立を決意。自分自身が事務所経営に苦しんだ経験から「経営者は孤独で、悩んでも税理士に相談しにくい」という現実を身をもって痛感。ふとしたきっかけで参加した勉強会で「税理士=税金や会計処理だけではない。経営戦略まで踏み込んでサポートできる存在でありたい」という想いを強くする。様々な経験を経て、現在は北海道札幌市白石区で「建設業や動物病院をはじめ、多業種の経営者を「数字」と「現場」の両面で支えている。単価・売上・利益向上と財務、人事・採用マーケティングのサポートを得意とする経営コンサルタント。
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