札幌市白石区の経営に力をいれている千葉税理士事務所です。
2代目経営者の方や今後事業承継をしていく予定のある方に読んでいただけたら嬉しいです。
今回は「税理士事務所」についてです。
毎月会社にやってくる税理士事務所という人たちは何をしているのか気になりますが、よくわからない人ですよね。
今回は、税理士事務所は何をしに来ているのかをお話しします。
(目次)
1.税理士事務所は毎月来て何をしているのか
2.税理士事務所によって違いはあるのか
3.2代目社長に合う税理士事務所とは
4.まとめ
1.税理士事務所は毎月来て何をしているのか
税理士事務所は毎月やってきて社長室に入っていくというところもあると思います。
税理士事務所が何をやっているのかがブラックボックス化していて、「一体何をしているのだろうか」がわからないことも多いのです。
まず最初は一般的な税理士事務所が何をしに事務所に来ているのかをお話しします。
一般的な税理士事務所の主な仕事は次のことになります。
①領収書・請求書のチェックと数字の報告
②経理の進め方についての説明
③会社に代わっての経理代行
④確定申告や法人決算申告書の作成
これは皆さんにとっても一般的な税理士事務所像だと思います。
皆さんが「税理士事務所が何をやっているかわからない」理由は、会社の経理や数字(売上・利益・借入)などを周りに知らせないためです。
確かに昨日今日入った従業員さんの前で会社の借入額や黒字・赤字だなんて話をされたのでは、社長も困ってしまいますね。
税理士事務所は毎月の資料をもとに、先月までの売上・経費・利益・現預金などの財産や負債をまとめた書類を社長や奥様に報告をしているのです。
その会社との関係性にもよりますが、従業員さんの賞与の予定額の打合せや節税についての検討などもしています。
2.税理士事務所によって違いはあるのか
税理士事務所によっての違いは「めちゃくちゃあります」というのが個人的な見解です。
これは2代目経営者の方にとって非常に良いことだと思います。
先ほどお話しした「一般的な会計事務所」のサービスで満足という方は、そういう税理士事務所を選べばよいと思います。
社長が思い描く税理士事務所像にあう会計事務所もあるはずなのです。
ちなみに、私たち千葉税理士事務所では次のようなことを考えている税理士事務所です。
①会社の将来の「数字」をどのように作るかを考える月次決算書の提供
②今後の会社の目標を実現するための方策打合せ
③先代社長と2代目社長が共に会社の成長をさせられる方法の検討
3.2代目社長に合う税理士事務所とは
社長にあう税理士さん像は次の方ではないでしょうか?
①社長と年齢的に離れすぎていない税理士
2代目経営者社長に合う税理士さんは、社長の年齢に近い方が良いと思います。
その理由は、社長よりも離れすぎている税理士さんでは「話が合わない」という声を頻繁に耳にするからです。
「会社は社長で決まります」良い会社と悪い会社はないのです。
社長が変わると会社の業績が良くなったりするのがその理由です。
社長と話が合わないということは、社長の意思を伝えた相談ができないということを意味します。
社長は相談がしやすい方、価値観の合う税理士さんを選ぶことでより良い経営がしやすい環境になります。
②経営の相談ができる税理士
前月以前の帳簿の結果を報告されても、将来に対して手を打つことができません。
一般的な税理士事務所ではどこも同じ様式の試算表が出てきます。
もしも、自分の会社の試算表を見ることができたら見てみてください。
毎月の推移表や前年比較があるだけの試算表だと思います。
これは「過去」の数字をもとにした試算表です。
過去のことは1円も変えられません。
社長になったのであれば、よりよい会社を目指していくために将来に対する手を打つことができるツールを提供してくれる税理士さんが良いと思います。
③社長の見方になってくれる税理士
やはり「社長は孤独」ということが現実に見えていると思います。
そんな社長の見方になってくれるのは「税理士」なのです。
社長は社員さんのことを思って売上・利益を出そうと思っても、いきなり従業員さんに伝わらないことが多いのです。
そんな時でも社長の見方になってくれるのは税理士なのです。
社長が頑張れる環境を一緒に作ろうとしてくれる税理士さんを選びましょう。
4.まとめ
税理士さんが毎月来ているのは、税理士事務所によって「やっていることが異なる」ということです。
帳簿をチェックして終わりという税理士さんもあれば、社長の未来を一緒に話し合っている税理士さんもいます。
社長にとっては「明るい未来」を考えて、話し合える税理士さんを選ぶことをお勧めします。
私たち千葉税理士事務所は、社長が「数字」「経営」に強くなるお手伝いをしていきます。