★★★☆☆
約9分
この記事から得られる3つの効果
- 「自分の判断は正しいのか」という孤独なプレッシャーから解放されます。
- 大規模な投資や新規事業など、会社の未来を左右する意思決定に自信が持てます。
- あなたの会社を次のステージへ導く「真のパートナー」とは何かが明確にわかります。
会社の未来を左右する、重要な決断のとき。
最終的にその責任を一身に背負うのは、社長であるあなた以外にいません。
「この新規事業に投資すべきか…」「この人材を採用すべきか…」「撤退するなら、今なのか…」
従業員や家族には、その重圧のすべてを話すことはできない。ここまで会社を率いてこられた、あなたほどの経営者であれば、その孤独の深さを痛いほどご存知のはずです。
そして、その孤独の中で、ふと頭をよぎる最大の恐怖。
「この決断は、本当に正しいのだろうか?」
この記事は、そんな孤高の戦いを続けるあなたに贈るものです。あなたの会社を、そしてあなた自身をその重圧から救い出す、「新しい選択肢」についてお話しします。
この記事の目次 ▼
1. 失敗の淵に立ったIT企業B社長の独白
※この物語は、これまで多くの経営者様からいただいたご相談内容を基に、特定の個人が識別できないよう再構成したフィクションです。
札幌のIT企業B社長は、自社の未来を賭けた大きな決断をしました。最新技術への数千万円の設備投資です。「この波に乗れなければ、うちは終わる」。その一心でした。社内に反対意見はありましたが、最後はトップダウンで押し切りました。
しかし、市場の反応は予想以上に鈍く、投資は空回り。資金繰りは一気に悪化し、彼は毎夜眠れない日々を過ごしました。
「なぜ、誰も本気で止めてくれなかったんだ…。いや、違う。俺が聞く耳を持たなかったんだ。誰かに、利害関係のない誰かに、客観的な意見を聞いていれば…」
B社長を責められるでしょうか?いいえ、責められません。なぜなら、彼の決断の根底にあったのは「会社を成長させたい」という純粋な想いだったからです。問題はたった一つ。彼の周りに、会社の未来を真に想い、社長の熱い想いに冷静な視点を加えられる「右腕」が存在しなかったことでした。
2. なぜ、あなたの決断は「孤独」になるのか?
優秀な経営者であるあなたも、知らず知らずのうちに「孤独な決断」を生む環境を作っているかもしれません。
孤独な意思決定を生む3つの罠
- 罠① イエスマンの壁:社員は社長の想いを忖度し、本音の反対意見を言いにくい。
- 罠② 視野の固定化:同じ業界、同じ社内の情報ばかりに触れ、無意識に視野が狭くなる。
- 罠③ 相談相手の不在:最終責任を負う者として、本質的な悩みを共有できる相手が社内にいない。
これらの罠は、経営者としての責任感が強ければ強いほど、深く、抜け出しにくくなります。この状態を放置することは、会社の未来を「社長個人の勘」という不確かなものに委ねることに他なりません。では、どうすればこの罠から抜け出せるのでしょうか。
3. あなたの会社を救う「外部の右腕」3つの活用法
答えは、会社の外部に、客観的かつ専門的な視点で伴走してくれる**「外部の右腕」**を持つことです。それは、従来の「税金の計算だけをする税理士」ではありません。あなたの会社の未来を共に創る、戦略パートナーです。
活用法①:思考の「壁打ち」相手として使う
あなたの頭の中にあるアイデアや計画を、ただ話してください。優れた「右腕」は、それを否定しません。まず受け止めた上で、「その計画の場合、3ヶ月後のキャッシュフローはこのようになりますね」「その市場には、こういうリスクも考えられませんか?」と、思考を整理し、具体化する手伝いをします。
活用法②:「数字」という客観的な共通言語で対話する
「想い」や「勘」は重要です。しかし、それだけでは暴走しかねません。「外部の右腕」は、その想いを「数字」という客観的な言語に翻訳します。感情論ではない、データに基づいた冷静な対話が、決断の精度を劇的に向上させます。
活用法③:意思決定のフレームワークを手に入れる
優れたパートナーは、その場しのぎの助言だけはしません。例えば、私たちはクライアントとの対話で常に3つの視点を提示します。
「①短期的なキャッシュは持つか?」「②中期的な利益に繋がるか?」「③長期的なビジョンと一致しているか?」
こうした思考のフレームワーク自体をあなたにインストールすることで、あなた自身の意思決定能力そのものを高めていくのです。
【結論】決断するのは社長、だが一人で決める必要はない
無能唱元氏は、人の魅力や器を「人徳」と説きました。最終的に会社の未来を決めるのは、社長であるあなたの「徳」であり、覚悟です。その事実は、決して変わりません。
しかし、忘れないでください。「最終決断」と「孤独な決断」は、全くの別物です。
最高の決断とは、客観的なデータと多様な視点を吟味し尽くした上で、最後に社長であるあなたが、責任を持って下すものです。そのプロセスに、信頼できる「外部の右腕」というパートナーがいることは、あなたの弱さではなく、むしろ会社の未来に対する誠実さと強さの証なのです。
あなたは、一人で戦う必要はありません。
あなたの「外部の右腕」を見つける第一歩
もし、あなたが「孤独な決断」から解放され、自信を持って未来へ進みたいと本気で願うなら。
まずは、あなたの会社の現状を客観的に知ることから始めてみませんか?
たった60秒で完了!
無理な営業は一切いたしません。安心してお申し込みください。
さらに、この記事を読んだ毎月先着5社様限定で、
診断結果をもとにした60分間の無料オンライン経営相談(通常10万円相当)をプレゼント!
私たちが、あなたの会社の「外部の右腕」になれるかどうか。あなたの目で見極めてください。
同じ志を持つ経営者が集うコミュニティへの扉は、ここにあります。
投稿者プロフィール

-
中小企業社長専門の経営コンサルタント兼税理士。
1977年生まれ、札幌出身。大手税理士事務所在籍中、税理士試験に合格。「試算表を作るだけ」の業務が中心で、経営支援に踏み込めない現状に強いジレンマを抱える。大手事務所を退所し、コンサル型の税理士事務所に入所するも思い描く支援とのギャップに苦悩。28歳の頃にお客さんゼロ・計画なしという状態で独立を決意。自分自身が事務所経営に苦しんだ経験から「経営者は孤独で、悩んでも税理士に相談しにくい」という現実を身をもって痛感。ふとしたきっかけで参加した勉強会で「税理士=税金や会計処理だけではない。経営戦略まで踏み込んでサポートできる存在でありたい」という想いを強くする。様々な経験を経て、現在は北海道札幌市白石区で「建設業や動物病院をはじめ、多業種の経営者を「数字」と「現場」の両面で支えている。単価・売上・利益向上と財務、人事・採用マーケティングのサポートを得意とする経営コンサルタント。
最新の投稿
代表コラム2025年8月18日「社長、その決断、本当に正しいですか?」- 孤独な経営判断から会社を救う、"外部の右腕"という選択肢
ちば塾コラム(保険)2025年8月18日『あなたの価値を決定づける“専門家の紹介力”。~「税理士を紹介します」では三流。「この課題は、私のチームの専門家に相談しましょう」と言える一流のパートナーになる方法~』
ちば塾【経営VIP】2025年8月18日なぜ、神対応のクレーム処理が「熱狂的ファン」を生むのか?会社のピンチを最大のチャンスに変える、戦略的クレーム対応術
代表コラム2025年8月17日「社長、その決断、本当に正しいですか?」- 孤独な経営判断から会社を救う、"外部の右腕"という選択肢