確定申告まで時間があると思ったら大間違いです。あっという間に12月になって税金対策ができないまま画定委申告期限を迎えてしまいます。余裕を持った確定申告対策をするときの税理士選びのポイントを理解しておきましょう。~弥生会計・MFクラウド会計の札幌市白石区の千葉税理士事務所~
確定申告で税理士を選ぶポイント~自分に合った税理士の選び方①~
弥生会計・MFクラウド会計専門の札幌市白石区の千葉税理士事務所の無料税金ワンポイントです。
確定申告対策をしようと思ったのが年明けの1月が過ぎていたという経験がある方も多いはず。
本当の意味での確定申告対策は税金対策というものです。
所得税の確定申告の提出期限は2月16日から3月15日ですから、どうしても年明けに確定申告のイメージが強いのかもしれません。
しかし、所得税の額が決まるのは12月31日までの利益の状況などで決まっているのです。
あくまでも経理処理の最終確定や確定申告書の作成処理が確定申告書の提出期限までに行っているだけなのです。
税金対策や経理代行などの経理のことも考えると9月~11月までには税理士選びをしておきたいところです。
なぜなら、皆さんが簡単に帳簿が作れると思っているほど短時間で経理が終わらないからです。
経理と税金のプロの税理士でも1年分の領収書や請求書から帳簿を作るのにはまとまった時間が必要になってしまうのです。
しっかりと経理をしてもらって税金対策の相談をしながら進めていくには12月になってから慌ててということはお勧めしません。
一刻も早く税理士を決めて確定申告対策をはじめていきましょう!
確定申告対策や帳簿作成を頼もうと思うと「税理士を探すところから始める必要がある」
北海道の税理士事務所の数をご存知でしょうか?
北海道の税理士や税理士事務所の平成28年10月末時点の数は次の通りです。
北海道の税理士の登録人数は1,859名もいます。
北海道の税理士事務所の数は134(主たる事務所)もあります。
税理士法人はさらに支店もあるので約210くらいの税理士事務所があることになります。
こんなにたくさんの税理士や税理士事務所がある中からお付き合いをする1社を決めるわけですから選ぶのも大変になります。
自分に合った税理士選びのポイントをしっかりと理解して選ぶことをお勧めします!
ちなみに税理士の年齢層をご存知でしょうか?
(参考:平成26年4月の税理士実態調査結果を加工)
20歳代 |
30歳代 |
40歳代 |
50歳代 |
|
全国 |
187名
(0.6%) |
3,358名
(10.3%) |
5,599名
(17.8%) |
5,817名
(17.8%) |
北海道 |
8名(0.8%) |
64名(6.2%) |
137名(13.3%) |
174名(16.9%) |
60歳代 |
70歳代 |
80歳代 |
|
全国 |
9,868名
(30.1%) |
4,343名
(13.3%) |
3,421名
(10.4%) |
北海道 |
322名(31.3%) |
192名(18.6%) |
131名(12.7%) |
税理士の登録年齢で一番大きいのは60歳代となっています。
全国的にみると60歳代以後の税理士登録割合は53.8%となっています。
北海道の税理士では60歳代以上の税理士登録割合は62.6%となっており全国平均よりも高い結果となっております。
北海道の税理士で20歳代~40歳代の税理士の割合は20.3%となっており全国平均と比較しても低くなっています。
若手の税理士の数が北海道は少ないといえるかもしれません。
では、確定申告対策を頼む税理士選びのポイントをみていきましょう。
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確定申告対策を頼む税理士選びのポイント:ニセ税理士に注意する
税理士事務所の数がこれほどたくさんある中で明確な基準を持っていなければ、税理士を選ぼうと思うとなんとなく選んでしまいます。
税理士を選んだのであればよいのですが、人によってはニセ税理士を頼んでしまう方もいらっしゃいます。
ニセ税理士とは税理士資格のない人のことを言います。
税理士を探しているのにニセ税理士に頼むことはないと思っているかもしれませんが、案外多いのです。
ニセ税理士(シロ税理士)に依頼するデメリットは次の通りです。
①ニセ税理士(シロ税理士)税理士ではないので、本来税務申告をしてもらえません。
②税務調査の際に税務調査立ち合いができません。
③税金に対する最新情報や税務知識がない場合もあり、きちんとしてもらえていないケースもあります。
次のような場合にニセ税理士に依頼してしまっていることがありますのでご注意ください。
①銀行融資を頼んだ会社や税理士以外の人が経理や確定申告をやっている
銀行融資に関してはお客様のことを考えて計画書などを手伝ってくれる士業や会社もあります。
しかし、創業時にお金が必要ということでブローカーに頼んでしまう方もいらっしゃまいます。
銀行の融資付けのためであれば、決算書も税務申告書も改ざんしてしまうこともあるので注意しましょう。
銀行融資からの付き合いで経理や確定申告を頼んでいたら税理士資格がなかったということにならないよう注意しましょう。
②知り合いの会社から紹介されたところに任せている
建設業であれば元請けが頼んでいる経理のところにそのまま依頼するケースがあります。
飲食店や理美容業でも先輩経営者が頼んでいる経理関係のところにお世話になることもあります。
しかし、その元請け先や先輩経営者が税理士ではないところと付き合っていることもあるのです。
「うまいことやってもらっている」という表現をしている場合には注意が必要です。
税理士は脱税相談に応じることなどはしません。
脱税と節税は全く違うものです。
税理士はきちんと合法な方法で節税アドバイスをしたり税金対策や資金繰り相談をしていく仕事です。
脱税をすることでどれだけ大きなペナルティーを受けるかをしっかりと説明する立場です。
脱税をすることでとてつもないくらい資金繰りが悪化してしまいます。
税金が遅れることで高額な利息を払うことにもつながります。
税金の怖さを日々見ている税理士は、お客様がひどい目に遭うことがないようアドバイスすることが仕事です。
名刺交換の際に、税理士と入っていても税理士登録にないという驚きの事態もあり得るのでしっかりと注意しましょう。
③確定申告時だけ税理士のハンコがある申告書ができる
日ごろの経理は行政書士や社会保険労務士・記帳代行会社がおこなっているケースによくあるパターンです。
実際に日ごろの経理を行政書士・社労士・記帳代行会社がおこなっていても問題はありません。
問題になるのは確定申告時に税理士がしっかりと経理内容をチェックして確定申告書を作っているかどうかです。
俗にいう「ハンコ押し税理士」と呼ばれる税理士を使っている場合、確定申告書を実際に作っているのは税理士ではない経理をしている人たちです。
そのため、日ごろ経理代行を頼んでいるところが本当に税理士事務所と提携して確定申告書を作ってもらっているのかどうかを確認するようにしましょう。
まとめ
確定申告対策を頼む税理士選びの第1回目は「ニセ税理士」に頼まないということをお話ししました。
どんなに急いでいてもニセ税理士に頼むことは避けてください。
ニセ税理士に依頼してしまっている場合、取り返しのつかないデメリットを受けていても気が付くのに数年かかります。
しかもデメリットに気が付いた時には手遅れになっていることがほとんどです。
確定申告対策を早期に始めることで、ニセ税理士と本当の税理士を見極める時間をしっかりと取りましょう!
ニセ税理士問題は新築トラブルやリフォームトラブルと同じ構造
マイホームを新築する時やリフォームする時にプロの建設業者に頼みたいはずです。
しかし、新築トラブルやリフォームトラブルがなぜなくならないのかを考えてみましょう。
私たち依頼者は家を建てたりリフォームする知識も技術もありません。
後日住宅に異変が起きたり、別の専門業者からの指摘で問題が発覚します。
ニセ税理士の場合は、税務調査での問題発覚や本当の税理士が顧問に入った時に発覚します。
問題が発覚しても手遅れになっているケースが多くなります。
リフォームトラブルと同じですが、トラブルを起こす業者は自分の責任ではないといいます。
たまたまミスを起こした1件ではなく、いつも同じことを繰返しているからです。
最初からきちんとした仕事をしなければならないと感じていないかもしれません。
結局損をするのは依頼したお客様になってしまいます。
千葉税理士事務所の確定申告対策
千葉税理士事務所は本当の税理士事務所です。
開業当初は20代だったので税理士と認識されていないこともありましたが・・・。
千葉税理士事務所では、お客様が儲かるお手伝いをすることを目指しています。
ただ確定申告処理をするだけでは、お客様の事業は成長しないと考えています。
そのため、次のように確定申告対策を考えております。
①確定申告対策として経理処理を進めながらお客様の現状を把握していきます。
②お客様の業況によって税金対策をご提案します。
③将来的な法人化を含めたご相談を承ります。
税金が出ないことを喜んでいては、生活自体ができません。
いつも資金繰りに走り回ってお金の苦労をすることになります。
お金の苦労は社長の成長を止めてしまいます。
千葉税理士事務所では、お客様がしっかりと儲けて税金を払っても楽しく生活ができることを目指している税理士事務所です。
確定申告対策を考えている方は今すぐご相談ください!
ご相談専用電話 0120-889-459
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