TVを見ていると様々な保険商品のCMが流れます。保険は必要だけどどんな保険なのかよくわからないという方もいるとおもいますが、今回は定期保険とは何かを見ていきましょう。
定期保険とはどんな保険?~効果的な使い方は?~
定期保険とは、一定の保険期間内に保険を掛けられている人に保険事故が起きた場合に保険金が支払われる保険です。
俗にいう「掛捨て保険」といわれるものです。
掛捨て保険というだけあって、保険期間が満了した際には「満期金」も「解約返戻金」もない保険です。
保険料は割安になる
保険会社は満期金や解約返戻金があるばあいには、保険事故以外でも満期金や解約返戻金の払い戻しに対応するために保険料の積立が必要になります。
定期保険の場合には、「満期金」も「解約返戻金」もないため支払いに充てる保険料の積み立てが必要ありません。
そのため、低い掛金で高い保障が得られやすい保険商品です。
年齢が高くなるほど保険料は高くなる
定期保険は一定期間の保障をする生命保険です。
年齢が上がれば上がるほど保険事故の可能性が高くなるため、保険金の支払いリスクが大きくなります。
そのため、被保険者の年齢が上がれば上がるほど保険料は高くなっていきます。
保険商品の特徴
割安な保険料で高い保障が得られるため、遺族の生活保障を用意しやすい保険商品です。
しかし、解約返戻金も満期金もないため老後の生活費を貯めておくものとしては適さない可能性が高い保険商品です。
法人税法上の経理処理
定期保険の保険料は原則として損金になります。