銀行融資が受けられない会社にならないために~資金調達は日々の積み重ね~

個人事業も株式会社・合同会社などの法人も会社が成長するためには銀行融資が必要です。会社の成長が止めるのも、会社がつぶれるのも資金ショートをしてしまうからです。銀行融資に強くなることが会社を強くする秘訣です。

銀行融資が受けられない会社にならないために~資金調達は日々の積み重ね~

弥生会計・MFクラウド会計専門の札幌市白石区の千葉税理士事務所の無料税金ワンポイントです。

個人事業であっても法人であっても、一番大切なものはキャッシュです。

会社にとって命ともいえる運転資金ですが、これを増やすためには売上を上げる・出資してもらう・銀行から銀行融資をしてもらうかしかありません。

手元のキャッシュを活用して、売上を増やし、利益を増やし、会社の体力をつけて事業を大きくしていきます。

資金調達ができなければ、売上を増やす種銭(たねせん)が少なくなってしまいます。

つまり、上がってくる売上も小さくなってしまい事業の成長は時間がかかってしまいます。

経営者は資金を作ることができなければ、会社も従業員も取引先もみんなを幸せにすることができません。

社長に質問があります。

・社長になる前に資金調達について教わりましたか?

・銀行融資を打診するベストなタイミングを知っていますか?

・どうすれば銀行融資枠を増やせるようになるか知っていますか?

実際には、社長になる前には資金調達について教えてくれるところがなかなかないのです。

当然、資金調達を行うノウハウは経営者になるまでわからないのです。

しかし、資金調達の必要性は起業する前から始まっています。

さらに、事業を始めた後の銀行借入れをするハードルは年々高くなっていくのです。

資金調達に関する知識をつけていくことが、経営者として最初に大切な知識です。

お金とビジネスマン

今すぐ資金調達対策を取らなければ毎年100万円損することも!

1年あたり100万円損をしていたら、10年で1,000万円です。

1,000万円も資金力に違いがあれば、どれほど社長の夢がかなったでしょう?

開業してから10年はあっという間です。

経営者の年齢が10年若ければできたことが、10年たつとできなくなることがあります。

会社の将来を考えるときに、10年後の自分と従業員と取引先の年齢の10年後も考えてみてください。

では、具体例をもとに銀行融資を受けることでの改善事例を見てみましょう。

業種やその会社の利益構造にもよりますが、資金繰り対策を取らないことで毎年損をし続ける可能性があります。

会社の資金繰りを改善することと同時に資金調達を行うことで経営改善を図ることができます。

しかし、資金がなければ資金の改善は経費の節約から行う必要になります。

・銀行融資300万円(5年で返済) → 全額を仕入れに使っていきます。

・粗利益率55% → 粗利益率60% → 仕入改善で利益率改善

・広告宣伝費の増加 40万円 → 売上を上げるための広告費増加

売上高 500万円-売上原価300万円ー広告費40万円=160万円

手持ちキャッシュの増加 160万円―60万円(借入返済)=100万円

資金調達を味方につけることで会社を効率的に成長させることができます。

手元にお金がないというだけで、取ることのできる戦略は圧倒的に少なくなります。

規模が大きな会社は縮小という戦略もとれますが、規模の小さな会社は縮小という戦略自体取れません。

コストカットも現実的に不可能ということになります。

今、ここに書いてあることは現実に資金調達が後手に回ってしまった会社に起こる現実です。

今すぐに資金調達対策をとることで短期的・長期的に会社の経営を改善するチャンスが訪れます。

 

資金調達の準備は日々の積み重ねでしか行えない!

「お金が足りなくなったから貸してください」

お金が足りなくなったのに気が付いたのは今です。

お金が足りなくなりつつあったのは兆候があったはずです。

しかし、この兆候に気が付かなかったのは経営者の問題とみられます。

これでは銀行もお金を貸せません。

銀行は返ってこないお金は貸せないのです。

資金調達を直前で行おうとするとこうなってしまいます。

資金調達の改善は日々の改善から行うことで、十分回避可能なのです。

success and small people on chalkboard

資金調達に失敗しない方法

ここで偉そうに書いておりますが、自分自身もなかなかできないことをお話しします。

自分ができないことですが、お客様には成功してほしいので書きます。

残念ながら資金調達がうまくいかない会社には、いくつかの特徴が出てきます。

資金調達がうまくいかない会社の特徴

銀行融資に失敗してしまう会社は次の特徴があります。

・経営者が会社の数字に興味がない

・3か月後のお金の流れが分かっていない

・経理や帳簿が遅れている

・事業計画を作っていない

・ビジネスパートナーがいない

いずれも習慣で起きてしまっている問題点です。

たまたま「誰も教えてくれなかった」だけです。

そして、たまたま「誰も手伝ってくれなかった」だけです。

 

習慣を変えることで資金調達改善をしましょう!

銀行融資を上手に受けられるようにするためには、資金調達がうまくいかない会社と逆のことをすればよいのです。

会社経営もよい習慣をつけることが重要です。

自分一人では難しいことでも、税理士事務所と二人三脚でペースを作って改善していきましょう。

・経営者も売上・利益は知っておく

・お金の流れに興味を持つ

・経理や帳簿のペースを作る

・年度初めに事業計画を作る

・ビジネスパートナーを作る

 

まとめ

・会社経営に一番大切なものは資金調達です。

・資金調達が失敗すると毎年100万円も損することもあります。

・資金調達がうまくいく会社になるために習慣を変えることが重要です。

資金調達に強い会社になるために今すぐご相談ください!

資金調達に強い会社になるためには、今までの習慣を変えていくことが必要です。

資金調達がうまくいかない会社の一番の問題は、帳簿が進まないことと経営的な相談を定期的に行えないことです。

銀行融資を受けたいときに対策をとることはほぼ不可能です。

銀行融資を受けるには過去2年分から3年分の決算書の提出が必要になるためです。

経営状況が悪い決算が2期・3期と続いていると銀行は融資を行いにくいのです。

銀行融資を受けるタイミングに向けて、会社の決算状況を改善していくことも含めて資金調達に強い会社を作ることです。

千葉税理士事務所では、税務顧問を通じて帳簿の改善と決算内容の改善を行っていきます。

融資に強い会社作りは今すぐご相談ください!0120-889-459

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