「103万円の壁」崩壊が引き金を引く中小企業の採用デスゲーム。AIを導入しない経営者が真っ先に詰む理由

「103万円の壁」崩壊が引き金を引く中小企業の採用デスゲーム。AIを導入しない経営者が真っ先に詰む理由
忙しい社長へ。1分でわかる要点
  • 残酷な現実:年収の壁が崩れ、人材は「より高い時給」へ流出します。中小企業はもう選ばれません。
  • 倒産急増:2025年の人手不足倒産は過去最多を更新。この波は今年さらに加速します。
  • 生存戦略:「人を採用する」のを諦めてください。「AIで仕事を消す」ことだけが唯一の解です。

1月7日。正月気分も抜け、現実の経営課題と向き合う時間です。
「今年は求人を出して、なんとか人を増やさないと…」
もしそう考えているなら、今すぐその計画を捨ててください。

2026年、私たち中小企業を取り巻く環境は激変しました。
最低賃金1,500円へのロードマップが前倒しされ、「年収の壁」の見直しが進んだ結果、何が起きたか。
それは、「資金力のある大手企業への労働力の流出」です。

もはや、賃上げ競争で勝てる見込みはありません。
人を採用しようとする経営者から、市場という名のデスゲームに敗北していきます。

1. 「壁」がなくなると、人は「高いところ」に流れる

これまでは「103万円の壁」があったおかげで、皮肉にも「近所で短時間働きたい」という層が中小企業に残っていました。
しかし、その壁が取り払われた今、労働者はどう動くでしょうか?

答えはシンプルです。「時給が高いところ」で長時間働きます。
重力の法則と同じです。人材は、条件の良い大手チェーンや高収益企業へと吸い寄せられていきます。
実際、2025年の時点で人手不足倒産は過去最多を更新し続けており、特にサービス業や建設・物流でのダメージは深刻です。

「ウチはアットホームだから」という精神論は、時給1,500円の前では無力です。
この現実を直視できない経営者は、今年中に退場を迫られるでしょう。

2. 「人を増やす」という発想自体が、もう古い

では、どうすればいいのか。
採用できないなら、「仕事そのものを消す」しかありません。

2026年現在、AIエージェントの普及率は驚異的なスピードで伸びており、企業の82%が業務に組み込むと予測されています。
私のクライアントでも、経理・総務・問い合わせ対応の8割をAIに置き換え、「採用ゼロ」でも過去最高益を出した企業があります。

人手不足は「AI導入のサイン」です。
人がいないと嘆く前に、その仕事は本当に人間がやるべき仕事なのか?
それを問うことこそが、経営者の仕事です。

3. 経営者の責任は「雇用を守る」ことより「会社を存続させる」こと

「AIを入れたら社員が可哀想だ」
そう言う経営者がいますが、私に言わせれば、「無理な採用や賃上げで会社を潰すこと」の方がよほど罪深いです。

会社が存続しなければ、今いる社員すら守れません。
AIで徹底的に効率化し、高収益体質を作った上で、残ってくれた社員に高い給料を払う。
これが、2026年における正しい「道徳」であり、経営者の「責任」です。

4. 【緊急診断】あなたの会社の「採用・AI耐性」は?

今年生き残れる体質かどうか、5つの質問でチェックします。

Q1. 今年の採用計画は?

1 / 5 問目

診断結果:

現実を直視し、行動あるのみです!


千葉将志

この記事を書いた人

千葉 将志 (Masashi Chiba)

千葉将志税理士事務所 代表 / 中小企業専門経営コンサルタント兼税理士

「成果の前に、まず道徳と人格がある」が信条。
経営者が義務や安定に縛られた「守るための人生」に陥ることを防ぎ、未来への一歩を踏み出すための意思決定を支援する。
結果よりも「行動量」と「姿勢」を重視し、孤独な決断を迫られるリーダーに徹底して伴走する。

「採用」以外の選択肢、持っていますか?

「人を増やさずにどう回せばいいのか分からない」「AI導入でどこまでコストを削れるか試算したい」

そんな時は、求人広告を出す前にお電話ください。
あなたの会社の「贅肉」を落とす方法をお伝えします。

📞 011-858-7007

※お電話の際は「代表者コラムを読んだ」とお伝えいただくとスムーズです。
現在の税理士を変更する必要は一切ございません。
セカンドオピニオンとしてもご活用ください。