「なぜ、年商1億を超えた企業の社長は、あえて高い顧問料を払って『財務』を買うのか?」

🗓️ 2025年11月20日
👨‍💼 千葉将志税理士事務所代表 千葉将志

「今の税理士さんは、そのままでいい。」
年商1億を超えたら導入すべき、月7万円からの『経営セカンドオピニオン』という新常識

重要度 ★★★★★
読了目安 約5分

この記事で得られる「経営の気づき」

  • なぜ「利益は出ているのに、お金が残らない」のか?その構造的な理由が分かります。
  • 税理士を変えるリスクを負わずに、財務戦略機能だけを追加する「セカンドオピニオン」の賢い使い方が分かります。
  • あなたの会社が今、どのステージのパートナーを必要としているか、セルフチェックできます。

「創業期からお世話になっている税理士さんは、とても良い人だ。顧問料も月4万円程度で、文句はない。」

そう思っているのに、年商が1億円を超えたあたりから、ふとした瞬間に「漠然とした不安」を感じることはありませんか?

「このままの資金繰りで、次の大型投資をして大丈夫だろうか?」「決算書の説明は受けているが、未来の話ができていない気がする...」

もしそのように感じているなら、それは税理士選びの失敗ではありません。会社の成長ステージに対して、必要な機能が増えたサインです。

結論から言います。今の税理士さんを変える必要はありません。足りない「戦略機能」だけを、アウトソーシングすれば良いのです。

1. 「記帳代行」と「経営参謀」を使い分ける時代

多くの経営者が「税理士を変えるのは大変だ(義理もあるし、引き継ぎも面倒)」と考え、一人で悩みを抱え込んでいます。

しかし、優秀な経営者は「機能の使い分け」をしています。

  • 今の税理士さん:過去の数字をまとめ、正確な申告をする「守りの要」。
  • セカンドオピニオン:未来の数字を作り、投資判断を支える「攻めの参謀」。

この2つを組み合わせることで、リスクを最小限に抑えながら、経営のスピードを劇的に上げることができます。

①今の税理士さん
(税務顧問)
②千葉税理士事務所
(経営セカンドオピニオン)
主な役割 税務申告・記帳代行
(過去の処理)
財務戦略・予実管理
(未来の意思決定)
費用の目安 月3〜5万円程度 月7万円〜
得られる価値 正確な納税・安心感 お金が残る仕組み
銀行交渉力・成長戦略

2. なぜ、PL(損益計算書)だけ見ていると会社が潰れるのか?

セカンドオピニオンで私たちが最初に見るのは、PL上の「利益」ではなく、手元の「現金」の動きです。

【事実】借金の元本返済は「経費」にならない

銀行への借入金返済のうち、「利息」は経費になりますが、「元本返済」は経費になりません。

つまり、元本返済は「税金を払った後の利益(現金)」から支払わなければならないのです。

もし、「減価償却費 < 元本返済額」という状態になっていると、帳簿上は黒字でも、現預金は毎月確実に減っていきます。これが「黒字倒産」の正体です。

今の税理士さんは「税金の計算」のプロですが、「キャッシュフローの最大化」のプロとは限りません。
この「財務の死角」をカバーするのが、セカンドオピニオンの役割です。

3. 月7万円の投資で「経営のアクセル」を踏む

月額7万円(年間84万円)からのセカンドオピニオン契約は、決して安い金額ではないかもしれません。

しかし、それによって「無駄な税金を払わずに済む」「有利な条件で数千万円の融資が引ける」「不採算事業を早期に発見できる」としたらどうでしょうか?

今の税理士さんとの関係を保ちながら、会社の成長に必要な「頭脳」だけを外部から調達する。

これが、年商1億を超えた賢い経営者が選んでいる、新しいパートナーシップの形です。

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今のあなたの会社に必要な「パートナー」は?

3つの質問に答えるだけで、今の体制で十分か、
セカンドオピニオンを検討すべきかが分かります。

投稿者プロフィール

千葉将志税理士事務所代表 千葉将志
千葉将志税理士事務所代表 千葉将志
中小企業社長専門の経営コンサルタント兼税理士。
1977年生まれ、札幌出身。大手税理士事務所在籍中、税理士試験に合格。「試算表を作るだけ」の業務が中心で、経営支援に踏み込めない現状に強いジレンマを抱える。大手事務所を退所し、コンサル型の税理士事務所に入所するも思い描く支援とのギャップに苦悩。28歳の頃にお客さんゼロ・計画なしという状態で独立を決意。自分自身が事務所経営に苦しんだ経験から「経営者は孤独で、悩んでも税理士に相談しにくい」という現実を身をもって痛感。ふとしたきっかけで参加した勉強会で「税理士=税金や会計処理だけではない。経営戦略まで踏み込んでサポートできる存在でありたい」という想いを強くする。様々な経験を経て、現在は北海道札幌市白石区で「建設業や動物病院をはじめ、多業種の経営者を「数字」と「現場」の両面で支えている。単価・売上・利益向上と財務、人事・採用マーケティングのサポートを得意とする経営コンサルタント。