会計ソフトの選び方で確定申告対策の効率が変わることをご存知でしょうか?一度導入した会計ソフトを変更することは事務効率を悪化させるリスクがあるため会計ソフト選びは事前情報が重要になります。~弥生会計・MFクラウド会計の札幌市白石区の千葉税理士事務所~
確定申告対策 その2 ~プロが教える会計ソフトの選び方~
はじめての確定申告に向けて最初にやるべきことは領収書や請求書をもとに会計帳簿をつけることです。
昔は手書きの帳簿というものをつけていましたが今はパソコンを使って会計ソフトを活用するのが一般的です。
会計ソフトを上手に使うことによって事務の手間は1/10以下になっているのではないでしょうか?
手書きの場合には、簿記の専門知識が必要になり、ケアレスミスが多く出ます。
例えば、現金でボールペンを購入した場合には次のことをする必要があります。
①現金出納帳に事務用品の購入記録をする
②仕訳帳に「現金」と「事務用品」の会計処理を記録する
③総勘定元帳の「現金」と「事務用品」のところに取引を記録する
これだけ会計処理を記載しなければならないので、書き写すときにミスが起きやすくなります。
金額を間違ったり、書き忘れたりということが起きてしまいます。
このような事務処理の練習は簿記検定のなかで行うものになります。
一か所の間違いを探すために何時間と時間を費やすということもあり得たのです。
今は会計ソフトを導入することで会計帳簿をつけるときのケアレスミスは格段に少なくなっています。
会計ソフトを使った場合には、取引を1か所で入力すると必要な部分に自動的に転記されます。
金額の書き間違えや書き忘れが起きないシステムとなっています。
簿記の専門知識がない方でも少し教わるだけで会計帳簿をつけることができる時代になりました。
確定申告対策の準備で必要なもの~会計ソフト選びはとても重要~
さて、確定申告の準備をしていく上で必要なものがあります。
昔であれば、紙と鉛筆ということでしたが今は、「会計ソフト」という便利なものがあります。パソコンも必要になりますが・・・。
この会計ソフトというものを使うと、簿記の知識がある程度あれば帳簿を付けることができます。
会計ソフトも個人事業主向けのものと法人・個人両方つかえるものなどもあります。
自分が株式会社や合同会社なのに個人事業主用を買ってしまうと買い直しになってしまいますので注意しましょう。
・個人事業主向けのソフトは低価格でつくられており、金額は約1万円ちょっと
・法人にも対応するソフトとなると約3万円ちょっとくらい
千葉税理士事務所でも、やよいの青色申告やみんなの青色申告をつかったりしております。
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やよいの青色申告の特徴
・弥生会計の個人事業主向け廉価版だが機能は使い勝手抜群
・法人化した後には弥生会計と連携することが可能
・法人化した後の弥生会計と使い勝手は同じ
個人事業の会計処理に特化した言わずと知れた有名会計ソフトです。
弥生会計と同じような機能を使うことができますが、法人の会計処理はできません。
法人と個人では決算書が異なっているために個人事業のみに使える会計ソフトになります。
使い勝手の良さは、定評のある弥生会計と同じですので安定的に使えます。
やよいの青色申告は仕訳処理を効率的にできるような機能が盛り込まれています。
同じ取引を簡単に呼び出して登録することができる機能は非常に便利です。
領収書を手で入力する場合にも処理をすればするほど時間的にも効率的に処理が進むようになります。
最近では領収書やレシート・金融機関の取引明細から自動的に会計処理ができる機能も付いているのでどんどんと便利な機能が追加されてきています。
注意点:スマート取込みをおこなっている場合でも自社にとって正しい仕訳になっているかどうかの確認は必要になります。
個人事業主の方が確定申告に向けて使うには、十分な機能がついております。
最近では弥生会計もクラウド会計に力をいれており、「やよいの白色申告オンライン」「やよいの青色申告オンライン」というクラウド会計ソフトも出しています。
やよいの青色申告とは使い方が若干異なっていますが、最初からクラウドで慣れてしまうのであれば「やよいの白色申告オンライン」や「やよいの青色申告オンライン」で会計処理を始めてもよいと思います。
ただし、クラウド会計はソフトを買い取りではないため毎年費用がかかってしまいます。
(広告)クレジットカードを効果的に使うと経理の効率化ができます。
みんなの青色申告の特徴
みんなの青色申告の特徴は、会計処理がをしながら補助科目を設定できる点が便利です。
補助科目というのは、ツケ売上の取引先ににA~Cまでの取引先があったとします。
売掛金の管理ではA社に対する売掛金・B社に対する売掛金・C社に対する取引先を設定していきます。
これを会計処理を進めながら特別な画面を開かなくても設定できるので非常に楽です。
弥生会計の場合には、補助科目を登録するためには会計処理を進めながらではなく初期設定の場所で補助科目を設定しなければなりません。
みんなの青色申告の問題点:法人化したときに会計データを会計王に引き継げない
税理士事務所ではこれらのソフトと別に専門の税務・会計ソフトをつかったりしますがみんなの青色申告や弥生会計、やよいの青色申告でも税務調査にきちんと対応することができます。
会計ソフトを使う場合の問題点
会計ソフトは入力したものを帳簿として集計してくれますが、次の点は自分で責任をもって対応していく必要があります。
☑ どこまでが経費で落ちるのか
☑ 帳簿の内容が合っているの間違っているのか
☑ 税務調査がきた場合、答弁しなければいけない
レシートや領収書をただ経費で落としていたのでは税務調査の際に答弁に窮してしまいます。
きちんと税法にのとって「合理的に経費として処理した理由など」を説明できなければ、会計帳簿をつけていても税務調査でトラブルになってしまいます。
税理士事務所に頼むメリットの一部としては、
☑ 帳簿の内容を正確にまとめてくれる
☑ 経費に入るか入らないかのアドバイスをくれる
☑ 税務調査の際に、税務調査官にお客様の主張を理論立てて説明してくれる
という点があります。
経理処理は癖が付きやすく時間がたてばたつほど修正が難しくなります。
・はじめての確定申告が不安
・今までの自分の確定申告では不安
・法人設立を検討している方
は、今すぐご相談ください!
もしも、帳簿の付け方に不安があったり、経費の考え方に不安があるという方も今すぐご相談ください!
ご相談電話番号 0120-889-459
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