事業はポートフォリオという考え方

札幌市白石区の経営に力をいれている千葉税理士事務所です。

海外の金融の方と情報交換をする機会があり大変勉強になりました。

これは事業でも同じだなと感じたのでフィードバックさせていただきます。

(目次)

1.資産はキャッシュ・株・不動産のポートフォリオが大事という理由

2.事業がポートフォリオと同じ発想になる理由

3.千葉税理士事務所が選ばれる理由はポートフォリオ的発想だったから

1.資産はキャッシュ・株・不動産のポートフォリオが大事という理由

よく資産はポートフォリオが重要といわれます。

現預金は安全性が高いけども収益性が弱く、株や債券の金融資産は収益性があるけどもリスクがある。

実体があって収益性があるけども流動性の弱さがある不動産。

この組み合わせでリスクを回避しながら財産を大きくしていかなければならないという話です。

ファイナンシャルプランナー(FP)の勉強ではよく出てきますね。

勉強でやったときには「へぇー」でも、お給料からどうやってそんなことができるんだろうと思っていました。

もらっているお給料から生活費を引くと何も残らなかったからです。

それは自分が豪遊していたわけではなく、サラリーマンとして稼いでいた額が少なかったからです。

会社が悪いわけではなく、当時の自分の能力がなかったので仕方ないことです。

その状況では知識は教科書のもので、腹落ちしないままでした。

海外の金融マンとお話しした際に、「税金は払わなければならないものだから、あといくら稼がないといけないという考えで、金融商品などを考えているんですよ」ということを聞きました。

その時に「これが本当のポートフォリオだったんだな」と思いました。

そして、サラリーマンなどお給料で生活をしている人よりも会社経営そのものが知っておくべき思想そのものだと感じました。

2.事業がポートフォリオと同じ発想になる理由

個人の生活として「あといくら収入を増やす」という発想で「どこに・いくら投資するか」を決めるわけです。

個人事業主や法人が会社として利益を増やすのには理由があります。

現実に貯めておきたいキャッシュのために、どうやって利益を蓄積するのかを決めていきます。

そしてその利益を出すために、資産に投資するのか・どの経費にお金を入れるのかも考えなければなりません。

売上についてはどの得意先に・どのような商品・サービスを・どれくらい・いつまでに売るかということを計画することが必要になります。

まさに昔からの金融教育が事業そのものだったと気が付きました。

この発想を忘れて目先の売上やコストダウンだけを考えているのは、給与所得者のとりあえずのタンス預金の話と同じかもしれません。

 

3.千葉税理士事務所が選ばれる理由は経営の話がポートフォリオ的発想だったから

今回の情報交換で私たち千葉税理士事務所が選ばれている理由がわかりました。

それはお客様の経営に関する相談をポートフォリオ的にフィードバックしていたからです。

私たちの経営についての考え方は「税金を払っていくらの利益が必要なのか」というところをスタートとしています。

それに会社の財務状況と損益状況を加味して「やるべきこと」を考えていただきます。

この考え方自体が金融教育のポートフォリオ的なものと同じだったのです。

つまり、お金についての考え方の基礎そのものです。

例えば、売上先の得意先が高まると経営リスクが増えるけども、楽なわけです。

この得意先依存で売上を伸ばすと、商品の見直し・改良ができなくなり競争力がなくなります。

それでも得意先は買ってくれます。

ますますの値下げを要請しながらですが。

事業として出さなければならない利益に対して間違ったポートフォリオを作っている行動なのです。

そこで経営計画として、やるべき主義の経営の行動を考えなければ経営危機に向かっていきます。

この大問題がコロナ融資など金融調達のしやすさで問題を見えない状態にしてしまったのです。

だからコロナ融資の返済が始まってから急にヤバい会社が増えたのです。

私たちがコロナ禍からお客様に選ばれたのは、普通の会計事務所のように領収書のチェック・決算申告だけではなく経営に関する情報提供に数字の読み方・考え方がセットになっているからです。

私たちは今まで以上に経営についての情報提供と数字の読み方・使い方をお伝えしていくことにします。

もしも、経営について改善していきたいという方は今すぐご相談ください。

相談電話:011-858-7007

 

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