「これ、私のことだ!」と思ったら読んでほしい。札幌の税理士が教える、数字の羅列から解放される「お金の見える化」経営術

もしかして、こんなお悩みありませんか?
- 税理士から渡されるのは、いつも難解な数字の羅列ばかり。 決算書や試算表を見ても、正直どこを見ていいか分からない…
- 「今期の利益はこれくらいです」と言われても、それが本当に良いのか悪いのかピンとこない。 他社と比べてどうなのか、今後の経営にどう活かせばいいのか、さっぱり分からない。
- 売上は伸びているはずなのに、なぜか手元にお金が残らない。 忙しく働いているのに、漠然とした不安が拭えない。
- 「もっと経営に数字を活かしたい」とは思っているけれど、何から手をつければいいのか分からない。 結局、日々の業務に追われて後回しにしてしまう。
- 税理士は税務申告をしてくれるだけ。 経営の相談相手としては物足りなさを感じている。
もし、これらの項目に一つでも「あるある!」と感じたなら、このブログはあなたのために書かれています。
私もこれまでに多くの経営者様とお会いしてきましたが、特に建設業の社長様から、このようなお悩みを伺う機会が非常に多いんです。専門用語が飛び交う数字の世界は、慣れない方にとってはまるで外国語のようですよね。でも、ご安心ください。あなたのモヤモヤを解消し、数字を味方につける具体的な方法を、札幌の経営コンサル型税理士が分かりやすくお伝えします。
目次
- なぜ、私たちは数字に「苦手意識」を持ってしまうのか?
- 従来の税理士の「役割」と、経営者が本当に求めるもの
- ABC理論で考える!数字のモヤモヤを希望に変える方法
- 「お金の見える化」がもたらす3つのすごい効果
- 建設業経営者が今すぐ実践できる「お金の見える化」の第一歩
- 札幌で「数字に強い経営者」を目指すなら、今すぐ相談を!
1. なぜ、私たちは数字に「苦手意識」を持ってしまうのか?
あなたは決して、数字が苦手なわけではありません。原因は、数字との「出会い方」にあるのかもしれません。
多くの経営者様が税理士と出会うのは、開業時や、税務申告が必要になった時でしょう。その際、税理士から提供されるのは、税法に則って作成された決算書や試算表。これらは税務署に提出するための書類であり、税務のプロである私たち税理士にとっては「当たり前の数字」の羅列です。
しかし、経営者であるあなたにとっては、「経営判断に使う数字」とは全く別のものです。例えば、工事現場で使う図面と、美しい完成予想図は同じ建物を示していても、それぞれ目的が違いますよね。税務書類もそれと同じで、「税金を計算するための図面」なんです。
だから、あなたが「数字が苦手」と感じるのは、ごく自然なこと。本来、経営判断に使える形に加工されていない数字を見せられているからに他なりません。
2. 従来の税理士の「役割」と、経営者が本当に求めるもの
従来の税理士の役割は、主に税務申告書の作成代行や税務相談、記帳代行といった「税務処理」が中心でした。もちろん、これは非常に大切な業務です。法律に基づいて正確に税金を計算し、申告することは、会社の存続に関わる重要な責任だからです。
しかし、変化の激しい現代において、経営者様が税理士に求めるものは、それだけにとどまりません。
「税務は当たり前。もっと経営に役立つアドバイスが欲しい!」
「数字を通して、会社がどこに向かっているのか明確にしたい!」
「漠然とした不安を解消して、自信を持って経営の舵を取りたい!」
このような「攻めの経営」をサポートする役割が、今の税理士には強く求められています。単に税金を計算するだけでなく、あなたの会社の未来を一緒に考え、数字を羅列ではなく「羅針盤」に変えていくこと。それが、私が目指す経営コンサル型税理士の姿です。

3. ABC理論で考える!数字のモヤモヤを希望に変える方法
ここで少し、心理学のABC理論を応用して、あなたの「数字のモヤモヤ」を紐解いてみましょう。
- A (Activating Event): 「税理士から渡される数字の羅列」
- B (Belief): 「自分は数字が苦手だ」「この数字を見ても意味がない」「税理士は数字を一方的に説明するだけ」
- C (Consequence): 「数字を見るのが億劫になる」「経営の判断に数字を活かせない」「漠然とした不安を感じる」
この「C」という結果(数字への苦手意識や不安)は、「A」という出来事(数字の羅列)そのものよりも、あなたの心の中にある「B」という信念によって引き起こされている、とABC理論は教えてくれます。
つまり、もしあなたが「B」の信念を変えることができたらどうなるでしょう?
「この数字は、自分の会社を成長させるための宝の山だ!」 「税理士は、この宝の山を分かりやすく説明してくれるパートナーだ!」
このような新しい「B」を持つことで、「C」である結果は大きく変わるはずです。そして、その「B」を変えるお手伝いをするのが、私たち経営コンサル型税理士の役割です。数字の羅列が、あなたの会社の未来を照らす光に変わるよう、一緒に取り組んでいきましょう。
4. 「お金の見える化」がもたらす3つのすごい効果
私が提唱する「お金の見える化」とは、単に数字をグラフにすることではありません。それは、あなたの会社の「健康状態」をリアルタイムで把握し、未来の経営判断に活かすためのツールです。
「お金の見える化」によって、あなたは次の3つの素晴らしい効果を手に入れることができます。
効果1:経営判断の「精度」が格段に上がる!
「この工事、本当に利益が出ているのかな?」 「来月の資金繰り、大丈夫だろうか?」
こんな疑問が頭をよぎった時、すぐに答えが出せるようになります。売上や費用はもちろんのこと、工事ごとの原価率、粗利率、人件費、そして資金の流れまで、パッと見て理解できる形でお金が「見える」ようになれば、勘や経験だけでなく、具体的な数字に基づいた経営判断ができるようになります。特に建設業では、現場ごとの採算管理が非常に重要です。どこで利益が生まれ、どこで損失が出ているのかが明確になることで、次の受注戦略やコスト削減策を練る精度が飛躍的に向上します。
効果2:漠然とした「不安」が「自信」に変わる!
売上があるのに手元にお金が残らない…。多くの社長様が抱えるこの悩みは、「なぜお金が残らないのか」が分かっていないから生じる不安です。
「お金の見える化」は、その「なぜ?」を明確にします。例えば、「実は〇〇という経費が想定以上に膨らんでいた」「××の回収サイトが長すぎて資金が滞留していた」といった具体的な原因が分かれば、漠然とした不安は「解決すべき課題」へと姿を変えます。課題が明確になれば、あとは解決策を講じるだけ。自分の会社の状況をしっかりと把握できているという安心感は、あなたの経営に対する自信へと繋がります。
効果3:社員との「ベクトル」が揃い、組織力がアップする!
経営者だけが数字を理解していても、会社の成長には限界があります。「お金の見える化」は、数字を社員にも分かりやすい形で共有することを可能にします。
「今月の売上目標は達成したけれど、粗利率が目標を下回っているから、来月は原価管理にもっと意識を向けよう!」
このように、具体的な数字に基づいて会社の現状と目標を共有することで、社員一人ひとりが「自分たちの仕事が会社の数字にどう影響するのか」を理解し、主体的に行動するようになります。共通の目標に向かって全員で努力する意識が芽生え、組織全体のベクトルが揃い、生産性向上にも繋がります。特に建設業では、現場の管理職がコスト意識を持つことが非常に重要です。

5. 建設業経営者が今すぐ実践できる「お金の見える化」の第一歩
では、具体的に何から始めれば良いのでしょうか?いきなり会計ソフトを使いこなす必要はありません。まずは、シンプルに「これだけは抑えておきたい」というポイントから始めましょう。
1.主要な費用と収入を「見える化」する
まずは、あなたの会社にとって最も大きな収入源と費用項目を把握することから始めましょう。建設業であれば、売上は工事の種類別、費用は労務費、材料費、外注費、重機運搬費などに分けて、それぞれが売上に対して何%を占めているのかを定期的に見てみましょう。 例えば、
- 「今月の売上は1,000万円。そのうち材料費が300万円、労務費が200万円か…」
- 「去年の同じ時期と比べて、材料費の割合が上がっているな。何か原因があるのか?」
こんな風に、単純な数字の比較からで良いんです。
2.「工事ごとの採算」を意識する
建設業において最も重要なのが、工事ごとの採算管理です。 契約した工事ごとに、以下の数字を把握する習慣をつけましょう。
- 見積もり金額(予定売上)
- 実際の売上(請求額)
- 予定原価(実行予算)
- 実際の原価(労務費、材料費、外注費など)
これらの数字を比較することで、「どの工事で利益が出ているのか」「どの工事で損失が出ているのか」が明確になります。赤字の工事が発覚すれば、その原因を特定し、次の見積もりや発注に活かすことができます。
3.キャッシュフローの「流れ」を追う
売上と利益が上がっていても、手元にお金がない「黒字倒産」は建設業では珍しくありません。これは、入金と支払いのタイミングのズレが原因で起こります。
- いつ、いくら入金があるのか? (売掛金の回収状況)
- いつ、いくら支払いがあるのか? (買掛金や経費の支払い)
このお金の「流れ」を意識して、資金繰り表を簡易的なもので良いので作成してみましょう。未来の資金ショートを防ぐために、何ヶ月先までのお金の出入りが見えているか。これが非常に重要です。もし資金ショートの兆候が見えたら、前もって対策を打つことができます。
6. 札幌で「数字に強い経営者」を目指すなら、今すぐ相談を!
「お金の見える化」は、あなたの会社を成長させるための強力な武器になります。そして、その武器の作り方、使い方を、私は経営者であるあなたに寄り添って、丁寧に、分かりやすくお伝えしたいと心から願っています。
「でも、やっぱり一人でやるのは不安…」
そう思われたあなたへ。ご安心ください。私たち札幌の税理士事務所は、単なる税務申告の代行だけではありません。あなたの会社の「数字の見える化」を徹底的にサポートし、それを未来の経営戦略に落とし込むお手伝いをいたします。
- あなたの会社の状況に合わせた「見える化」の仕組みづくり
- 数字が苦手でも安心!分かりやすい「数字の見方・活かし方」のレクチャー
- 数字に基づいた具体的な「経営改善策」のご提案
- 未来を予測し、攻めの経営を可能にする「資金繰りアドバイス」
私たちは、あなたの会社の「数字」と「未来」に真摯に向き合い、あなたの悩みを希望に変えるお手伝いをさせていただきます。
今、あなたが感じている「数字のモヤモヤ」は、会社をさらに成長させるための「伸びしろ」です。その伸びしろを最大限に引き出すために、ぜひ一度、私たちにご相談ください。
あなたの大切な会社を、数字の力でさらに強く、安定した企業にしていきましょう。
無料相談受付中!
札幌で経営にお悩みの建設業の社長様、まずはお気軽にご連絡ください。 あなたの「モヤモヤ」を「スッキリ」に変える第一歩を、私たちと一緒に踏み出しませんか?
お問い合わせはこちらから >> [011-858-7007]
千葉税理士事務所 は、札幌の成長企業の経営をサポートする、経営コンサル型税理士事務所です。 あなたのビジネスの発展を、数字の側面から全力で応援します。

投稿者プロフィール

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中小企業社長専門の経営コンサルタント兼税理士。
1977年生まれ、札幌出身。大手税理士事務所在籍中、税理士試験に合格。「試算表を作るだけ」の業務が中心で、経営支援に踏み込めない現状に強いジレンマを抱える。大手事務所を退所し、コンサル型の税理士事務所に入所するも思い描く支援とのギャップに苦悩。28歳の頃にお客さんゼロ・計画なしという状態で独立を決意。自分自身が事務所経営に苦しんだ経験から「経営者は孤独で、悩んでも税理士に相談しにくい」という現実を身をもって痛感。ふとしたきっかけで参加した勉強会で「税理士=税金や会計処理だけではない。経営戦略まで踏み込んでサポートできる存在でありたい」という想いを強くする。様々な経験を経て、現在は北海道札幌市白石区で「建設業や動物病院をはじめ、多業種の経営者を「数字」と「現場」の両面で支えている。単価・売上・利益向上と財務、人事・採用マーケティングのサポートを得意とする経営コンサルタント。