【生産性革命】まだ若手に「議事録」を取らせているのですか?AIに『会議の音声』を分析させたら、隠れていた経営課題が3つ見つかった話

⏱ 忙しい社長のための「1分で読める要約」

  • 会議の議事録作成に、社員の大切な時間を割くのは今日で終わりにしてください。
  • プログラミングは不要です。スマホで録音し、そのファイルをChatGPTに「要約して」と投げるだけです。
  • 千葉将志の実践:AIは「言ったこと」だけでなく「言わなかったこと(議論の穴)」まで指摘してくれます。
  • この「3分の手間」を惜しむ会社から、生産性が低下し、優秀な若手が去っていきます。

1. 議事録作成に「人件費」を払うのは罪である

「新人は議事録を取って仕事を覚えろ」という古い指導がありますが、令和の今、それは間違いです。
人間がメモを取ろうとすると、脳のリソースが「書くこと」に使われ、「考えること」がおろそかになります。

月給25万円の社員が、毎週2時間かけて議事録を作っているとしたら、年間で数十万円の損失です。
AIなら、コーヒー1杯分のコストで、一瞬で終わります。

2. 千葉将志の答え合わせ:人間は「聞くこと」に集中せよ

私は常々言っています。

「AI時代、人間の価値は『記憶力』ではなく『対話力』になる」

会議中、PCを閉じて、相手の目を見て話してください。
「記録」は機械に任せ、「熱量」の交換に集中する。これがAI時代の正しい会議の姿です。

3. 技術ゼロ!今日からできる「AI議事録」3ステップ

特別なシステム導入は不要です。今すぐできます。

  1. 録音する: スマホのボイスメモやZoomの録画機能で、会議を録音します。
  2. アップロード: ChatGPT(有料版)に音声ファイルをドラッグ&ドロップします。
  3. 指示を出す: 「この会議の決定事項と、誰がいつまでに何をやるか(To-Do)を表にまとめて」と入力するだけ。

これだけで、完璧な議事録とタスクリストが生成されます。プログラミングなんて一切不要です。

4. 単なる記録ではない。「感情」と「課題」の分析

AIのすごいところは、ただ文字起こしするだけではない点です。
私は顧問先で、こんな指示(プロンプト)を出しています。

「この会議の中で、発言者の論理が矛盾している点や、結論が出ていない懸念点をリストアップして」

するとAIは、人間が気づかなかった「議論の穴」や「社長への忖度で言えなかった空気」まで指摘してくれます。
これが「AI経営コンサルタント」としての私の活用法です。

🔍 記事理解と自社状況理解のための診断

以下の3つのうち、御社に当てはまるものはありますか?

  • □ 会議の議事録が回ってくるのが、翌日以降だ。
  • □ 「言った言わない」のトラブルが年に数回ある。
  • □ 会議中、全員が下を向いてPCを叩いている。

1つでも当てはまる場合、あなたの会社の会議は「作業」になっています。「対話」に変えましょう。

5. まとめ

難しい設定はいりません。今日から「スマホで録る」「AIに投げる」。これだけです。
しかし、これだけで組織のスピードは劇的に変わります。

「うちの会議データをどう分析すれば、売上につながるか?」
その具体的な分析の視点(プロンプト)を知りたい方は、私にご連絡ください。

会議を「コスト」から「資産」に変えませんか?

📞 011-858-7007

AI経営コンサルタント・税理士 千葉将志

この記事の著者:千葉 将志
AI経営コンサルタント / 税理士。
難しいIT用語を使わず、スマホ一つで明日から使える「実戦的なAI活用」を指導。中小企業の現場に入り込み、泥臭い業務改善を通じて利益率を高めることを得意とする。