ついに判明!事業計画VS経営計画の勝敗
札幌市白石区の経営に強い千葉税理士事務所です。
今回は事業計画VS経営計画の対決をお届けします。
(目次)
1.世の中は事業計画だらけなのをご存じですか?
2.一人社長は経営計画を作るのは無意味?
3.社長と周りの人が幸せになるなら〇〇計画がお勧め
4.まとめ
1.世の中は事業計画だらけなのをご存じですか?
経営計画と事業計画の違いをお話しする場合に、世の中は経営計画ではなく事業計画だらけだというところからお話しします。
法律的な定義がされているわけではないのですが、経営計画書と事業計画書は違います。
①経営計画とは
経営計画は「社長・社員がどうなっていくのか」を記載しているものです。
これには「なぜ、それを目指すのかという経営理念やミッション」というものも入っています。
そして、具体的に「どうやってそれを達成するのか」も入れていきます。
これは全社一丸となって進める理由と目標とやり方の3つがセットになっています。
経営者の理想に向けて周りを巻きこんで実行に移していく教科書です。
②事業計画とは
事業計画とは銀行融資用の利益計画です。
創業融資や運転資金融資・設備資金融資を受ける際に銀行などの金融機関むけの「融資が今いくら必要なのか」と「返済することができる根拠」としての説明書です。
社長が社員さんを含めてどのような未来を作っていくために事業をしているというようなものはありません。
融資の必要性と返済可能性だけを作ったものです。
言い方が悪いですが、社長本にではなくコンサルタントなどが融資が上手くいくために作ることさえあるものです。
経営に対する効果としては経営計画>事業計画です。
2.一人社長は経営計画を作るのは無意味?
結論からいうと「一人の時から作ったほうがよい」です。
経営者が自分でどういう会社・どういう事業を作っていきたいかを決めて記載するものが経営計画書です。
ある意味「経営者としての魂」です。
どういう会社でどういう事業を作るかを決めないと「なんとなくよさそうな人」を採用して、「なんとなく売れそうなもの」を「なんとなく売れやすそうな値段」で事業を作るようになります。
これは「安売り」・「クレームが多く」・「とにかく忙しく走り回る」事業が出来上がります。
自分で体験済みの成果検証済みの話です。
人が増えれば増えるほどいろいろな人の意見が出てきます。
社長が実現したい人生を事業を通じて行っていくわけですから、社長が決めた事業をみんなで一緒にやっていかないと社長が事業を進めるモチベーションがなくなります。
結果として「社長も社員も誰も幸せにならない会社」になってしまいます。
一人経営者の段階から経営計画書を作っておくことはとても意味があることです。
3.社長と周りの人が幸せになるなら〇〇計画がお勧め
ここまでくると「○○ってどうせアレでしょ?」と思われますよね。
そうです。アレです。経営計画です。
ただ、経営計画を作るとなるとどうしても事業計画によってしまうので、自分ひとりで作るのはお勧めしていません。
それと周りの経営者の方に聞くのもお勧めできないのです。
よく「うちは経営計画あるから」と言われ見せていただくことがあるのですが、ただの事業計画書です。
しかも、たいてい業況はよくないです。
なぜなら、いつでも銀行融資を受けられるように事業計画を作っているだけなので、業績が上がるための成功事例型の経営計画ではないのです。
プロが教えるステップの話
実は成功につながる経営計画の作成にはステップがあるのです。
①長期の利益計画を作る
②短期の利益計画を作る
③経営計画を作る
細かく言うといろいろあるのですが、長期の利益計画を作ってから短期を作ります。
逆でもよいといえばよいのですが、なんとなく今の延長線上の○○%アップの計画を立ててしまうので、経営的には成長しないどころか、リスクが見えないままやってしまいます。
計画の作成は成功するのですが、実現しても経営的に失敗になります。
お勧めは正しい利益計画の作り方を勉強することをお勧めしています。
4.まとめ(無料プレゼントあり)
事業計画は銀行融資用の計画書で、経営計画は社長と会社の明るい未来のための計画書です。
前者は後ろ向きなことが多く、後者は前向きな挑戦です。
社長と社員が一丸となって進めるのは、経営計画書です。
ただ、いきなり経営計画書はハードルが高いので利益計画から挑戦してみましょう。
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