★★★☆☆
約12分
この記事から得られる3つの効果
- 「話が噛み合わない」と感じていた、今の税理士に対する違和感の正体がわかります。
- 成長企業に必要なのは「記帳代行」ではなく「財務参謀」であることに気づけます。
- 会社の利益を最大化し、あなたの理想の未来を実現するためのパートナー選びの基準が手に入ります。
会社は順調に成長し、利益も出ている。数字上は、何の問題もないはずです。しかし、定期打ち合わせで税理士と話した後、あなたはいつも、えも言われぬ「物足りなさ」を感じてはいませんか?
「社長、今期は利益が出すぎです。何か買って経費にしませんか?」
「税金を払いたくないなら、生命保険に入りましょう」
彼らは善意で言っています。しかし、経営に前向きなあなたほど、心の中でこう叫んでいるはずです。
「私が知りたいのは、税金の減らし方じゃない。
この利益をどう使えば、会社がもっと強くなるのか、その"未来"の話なんだ!」
その違和感は、極めて正しいものです。あなたが求めているのは「過去の処理係」ではなく、共に未来を創る「経営のパートナー」。この記事は、成長意欲のある黒字企業の社長が、真に選ぶべき相談相手についてお話しします。
1. あなたの会社の成長を止める「節税バイアス」の罠
従来の一般的な税理士は、「納税額を減らすこと=顧客満足」だと信じ込んでいます。そのため、利益が出ると反射的に「経費を使いましょう」と提案します。
しかし、これは成長企業にとっては**「毒」**になり得ます。
過度な節税が招く3つの経営リスク
- ① キャッシュの枯渇:節税のために不要なモノを買えば、税金は減りますが、それ以上に手元の現金が出ていきます。「黒字なのに金がない」状態を自ら作り出しているのです。
- ② 銀行評価の低下:銀行は「納税額」を見て、その会社の返済能力(=稼ぐ力)を判断します。無理に利益を圧縮すれば、いざ勝負をかけたい時の融資枠が縮小してしまいます。
- ③ 投資機会の喪失:本当は人材採用やマーケティングに使うべき資金を、節税商品や高級車に浪費してしまうことで、将来の成長の芽を摘んでしまいます。
あなたに必要なのは、目先の税金を怖がらせる人ではありません。「税金を払ってでもキャッシュを残し、次の成長投資に備えましょう」と、**勇気ある提案ができるパートナー**なのです。
2. 「記帳代行」と「財務コンサル」の決定的な違い
税理士には明確に2つのタイプがあります。「過去」を見る人と、「未来」を見る人です。
タイプA:記帳代行・申告屋
- 仕事:領収書の入力、決算書の作成
- 視点:過去の数字が合っているか
- 提案:「経費で落とせます」「節税しましょう」
- 結果:現状維持、または縮小均衡
タイプB:経営コンサル型税理士
- 仕事:財務分析、予実管理、戦略立案
- 視点:未来のキャッシュフローが増えるか
- 提案:「この投資は回収できますか?」「値上げしましょう」
- 結果:成長加速、企業価値の最大化
もし、あなたが「税理士なんて誰でも同じ」と思っているなら、それは大きな間違いです。AIが記帳を自動化する現代において、タイプAの価値はゼロに近づいています。あなたが求めているのは、タイプBの、共に経営課題を解決する「参謀」ではないでしょうか。
3. 黒字社長が選ぶべきは、"No"と言えるパートナー
真のパートナーとは、社長のイエスマンではありません。時には耳の痛いことも、客観的な数字(ファクト)に基づいて提言できる存在です。
「社長、その新規事業は撤退ラインを決めておきましょう」
「銀行からの提案ですが、今の金利では借りない方が得策です」
「今は節税よりも、内部留保を厚くして信用格付けを上げる時期です」
こうした**「経営判断のセカンドオピニオン」**こそが、孤独な決断を迫られる社長にとって、何よりも価値あるサポートとなります。私たちは、あなたの会社の「社外CFO(最高財務責任者)」として、感情ではなく論理で、あなたのビジョンを支えます。
4. あなたは、誰と未来を創りますか?【決断の時】
ここまで読み進めてこられた、あなたへ。あなたは今、経営者として重大な岐路に立っています。
今の税理士との関係を、「長年の付き合いだから」という理由だけで続けますか? それとも、あなたの会社の可能性を信じ、成長を加速させてくれるパートナーを選びますか?
今の税理士に、こんな不満はありませんか?
一つでも当てはまるなら、あなたは「機会損失」をし続けています。
- □ 「過去の数字」の報告ばかりで、「未来の話」がない
- □ 節税提案はあっても、「資金繰り」や「投資」の提案がない
- □ 質問しても回答が遅く、専門用語ばかりで分かりにくい
- □ 業界や、あなたのビジネスモデルを深く理解していないと感じる
- □ 社長の孤独やプレッシャーを、本当の意味で分かってくれない
これらの不満を抱えたままでは、会社は次のステージへ行けません。
道A:『現状維持』の未来
「変えるのが面倒だ」と、不満を抱えたまま今の関係を続ける道。決算のたびに「もっと良い手があったはずだ」と後悔し、孤独な経営判断を続けることになる。
道B:『飛躍的成長』の未来
勇気を持って、未来を語れるパートナーを選ぶ道。あなたのビジョンを理解し、数字で裏付けしてくれる参謀を得て、経営が驚くほどクリアに、楽しくなる。
あなたの魂は、どちらの未来を渇望していますか?
あなたの会社の「セカンドオピニオン」になります
まずは今の税理士を変える必要はありません。
「もし、経営コンサル型税理士なら、どんな提案をするか?」
その違いを、一度体験してみてください。
この無料相談で手に入るもの:
- 決算書から読み解く、あなたの会社の「真の経営課題」
- 来期、利益を最大化するための具体的な「財務戦略」
- 今の税理士では気づけなかった「盲点」と「解決策」
011-858-7007
(受付時間:平日 9:00〜18:00)
※無理な営業や、税理士変更の強要は一切いたしません。ご安心ください。
投稿者プロフィール

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中小企業社長専門の経営コンサルタント兼税理士。
1977年生まれ、札幌出身。大手税理士事務所在籍中、税理士試験に合格。「試算表を作るだけ」の業務が中心で、経営支援に踏み込めない現状に強いジレンマを抱える。大手事務所を退所し、コンサル型の税理士事務所に入所するも思い描く支援とのギャップに苦悩。28歳の頃にお客さんゼロ・計画なしという状態で独立を決意。自分自身が事務所経営に苦しんだ経験から「経営者は孤独で、悩んでも税理士に相談しにくい」という現実を身をもって痛感。ふとしたきっかけで参加した勉強会で「税理士=税金や会計処理だけではない。経営戦略まで踏み込んでサポートできる存在でありたい」という想いを強くする。様々な経験を経て、現在は北海道札幌市白石区で「建設業や動物病院をはじめ、多業種の経営者を「数字」と「現場」の両面で支えている。単価・売上・利益向上と財務、人事・採用マーケティングのサポートを得意とする経営コンサルタント。
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