お客様との最近の話題は「消費税はあがるのか?」だったりします。
ご存じの方も多いかと思いますが、今回予定されている消費税率10%になるタイミングで軽減税率が適用される予定となっております。
この軽減税率に対応するための補助金があることをご存じでしょうか?
これを軽減税率対策補助金(中小企業・小規模事業者等消費税軽減税率対策補助金)といいます。
軽減税率対策補助金(中小企業・小規模事業者等消費税軽減税率対策補助金)とはどんなものか?
大きく分けるとA型(複数税率対応レジの導入支援)というものとB型(受発注システムの改修等支援)の2つになります。
A型(複数税率対応レジの導入支援)
※ リースによる導入も補助の対象です。
① A-1型:レジ導入型
内容:複数税率対応の機能を有するPOS機能のないレジの導入費用を対象
② A-2型:レジ改修型
内容:複数税率に対応していないレジを複数税率に対応するレジに改修する場合の費用を対象
③ A-3型:モバイルPOSレジシステム
内容:複数税率に対応したレジ機能サービスをタブレット・PC・スマホの汎用端末と付属機器を組み合わせてレジとして利用する場合の導入費用を対象
④ A-4型:POSレジシステム
内容:POSレジシステムを複数税率に対応するように改修・導入する場合の費用を対象
補助金額:補助上限額は1台あたり20万円が上限
複数台数申請については、1事業者あたり200万円を上限
原則補助率:2/3
例外:① 導入費用が3万円未満の機器の場合 → 3/4補助率
② タブレット等の汎用端末の場合 → 1/2補助率
B型(受発注システムの改修等支援)
原則としてすでにEDI/EOS等の電子的受発注を利用している事業者が対象となっております。
ただし、取引先の要請などによって、新規にシステムを導入する場合は補助事業の対象となります。
B-1型:受発注システム・指定事業者改修型
内容:システベンダー等に発注して、受発注システムを改修・入替する費用を対象
※ 指定事業者による代理申請が原則
改修・入替に着手する前の交付申請+改修・入替が完了した後の完了報告が必要なので注意しましょう。
B-2型:受発注システム・自己導入型
内容:中小企業・小規模事業者が自らパッケージ製品・サービスを購入して導入して受発注システムを改修・入替する費用を対象
※ 事務局に登録されたパッケージ製品・サービスが対象となります。
詳しくは、事前にレジメーカー・販売代理店などにご相談ください。