アフィリエイト・LINEスタンプクリエイター・webライター・プログラマーなどインターネットに関する仕事が急速に普及してきています。クラウドソーシングは様々な会社にとって重要な取引先となっています。クラウドワーカーの収入の所得に対しても税金がかかるのでしっかりと税理士を活用していきましょう。
クラウドワーカーのための税理士活用方法【アフィリエイト・LINEスタンプクリエイター・webライター・プログラマー】
アフィリエイトのアフィリエイターはクラウドワーカーではなく、クラウドソーシングの発注側になっているケースも多いので今回は含めて記載しております。
クラウドソーシングはインターネット上の新しい労働市場として注目を集めています。
日経新聞によると、米国では労働人口の35%がフリーランスとして仕事をしているそうです。
日本もクラウドソーシングで働いている方は400万人に迫っており、労働人口の5%以上をしめる状況になってきているそうです。
クラウドワークスは規模にもよりますが、副業という方とSOHOとして個人事業主として事業を展開している方もいらっしゃいます。
このクラウドソーシングでの経験を生かして会社設立をして法人で事業を拡大していくということも十分考えられます。
注意しなければならないのは、アフィリエイト・LINEスタンプクリエイター・webライター・プログラマーなどで副業でおこなっている人の中には「お小遣い稼ぎ」という感覚で確定申告などをしていないケースも散見されています。
クラウドソーシングが市場として普及していけばいくほど、税務署もしっかりとクラウドワーカーの実態や確定申告状況などもチェックしてくることになります。
クラウドワーカーだからと確定申告対策をしっかりとおこなわなければ大変なことになってしまいます。
クラウドワーカーの仕事は多種多様【アフィリエイトやLINEスタンプクリエイター・Webライターも】
クラウドワーカーといっても様々な職種があります。
クラウドワーカーとはクラウド(群衆・不特定多数)でワーカー(仕事をする人)のことを指します。
クラウドソーシングで様々なお客様からの発注を受けて仕事をしていく働き方です。
インターネットが普及したからこそ一気に普及している業務形態です。
クラウドソーシングで有名なランサーズに代表されるクラウドソーシングの会社に登録して仕事をしている方も多いと思います。
クラウドソーシングの代表的な業種としては次のものがあります。
①Webライティング
②LINEスタンプクリエイター
③デザイナー
④システム開発
⑤プログラマー
⑥翻訳
⑦リサーチ
⑧アフィリエイト
など
これ以外にも営業・テレアポなどたくさんのお仕事をクラウドソーシングとして展開されています。
インターネットを通じて日本全国どこでも仕事ができる環境になっています。
ものによっては海外からクラウドソーシングに参加することも可能です。
自分の得意分野で参加することも参加しながらプロフェッショナルになっていく人もいる世界です。
個人のクラウドワーカーの確定申告は所得区分が分かれる【事業所得か雑所得か】
クラウドワーカーの仕事は様々な種類があることがわかりました。
クラウドワーカーで同じ種類の仕事をしている人であっても確定申告で同じ所得区分で申告しているとは限りません。
実務上はクラウドワーカーの確定申告の所得区分の判断は非常に難しいのです。
アフィリエイト・LINEスタンプクリエイター・webライター・プログラマーなどのクラウドワーカーが最初にどの所得区分で確定申告をしていくのかということは非常に重要です。
なぜなら所得区分を簡単に変更することは租税回避行為と認識されるリスクが高くなるためです。
では、クラウドワーカーの確定申告の際の所得区分の可能性のあるものを見ていきましょう。
①事業所得(個人事業主としての確定申告)
②雑所得(副業や小規模の収入としての確定申告)
アフィリエイト・LINEスタンプクリエイター・webライター・プログラマーなどのクラウドワーカーは事業所得と雑所得のどちらで確定申告するのかを考えてみましょう。
事業所得の場合には、事業としてクラウドワーカーの収入で生計を立てていくことが前提となります。
雑所得の場合には、副業としてクラウドワーカーの収入を得ていくことが前提となります。
ここで難しくなるのは、副業としてアフィリエイト・LINEスタンプクリエイター・webライター・プログラマーなどの収入を上げていた人が売上が大きくなってきた場合です。
どのラインまでが雑所得でどのラインを超えると事業所得になるという数値化されているものがないのです。
税理士さんも実務上頭の痛い問題がここなのです。
アフィリエイト・LINEスタンプクリエイター・webライター・プログラマーなどのクラウドワーカーの方はしっかりと税理士さんに相談しておかなければ後日トラブルに発展する可能性もあるので注意しましょう。
個人事業主として事業所得で確定申告をすると税務上のメリットが多い
個人事業の場合には「青色申告」というものを選択することができます。
青色申告の場合、しっかりとした帳簿をつけることで最大65万円の青色申告特別控除が受けられます。
青色申告特別控除はお金を使わなくても経費のように利益を小さくしてくれるものです。
雑所得の場合には、青色申告というものがないのでそのまま利益が税金の計算の基礎になります。
ただし様々な判例などをみていくと、事業所得として認識するためには非常に難しい判断を伴うので税理士さんに相談して確定申告をすることをおすすめします。
クラウドワーカーの税理士活用は専門税理士に最初からがおすすめ
クラウドワーカーの確定申告は最初が重要です。
遅くなればなるほど税務的に難しい問題が多くなってしまいます。
①税務署が考える利益と自分で作る確定申告では利益が異なるケースが多い
一般的な方は利益が出ていないと思っていても税務調査では利益はもっと多いと指摘されるケースも多いのです。
個人の場合「生活ができている=生活費以上の利益は出ている」と考えます。
確定申告書に記載している利益が小さくても生活費と預金の増加があるのであれば、実際にはもっと利益がおおいということがわかります。
自分で経理・確定申告をしている方の中にはこれを無視した確定申告を続けて税務調査で数年分の追徴が出てしまう方も多いのです。
②クラウドワーカーの収入は急激に伸びるケースが多い
クラウドワーカーの中でもアフィリエイト・LINEスタンプクリエイター・webライター・プログラマーの場合には急激に収入が多くなることがあります。
前年は利益が出ていなくても、翌年の確定申告では数百万円~1,000万円超の利益がでるということもあり得ます。
利益が出てから慌てて税理士さんを探しても「どの税理士さんがよいか」を検討する時間がないことになります。
クラウドソーシングの仕事をしている場合には、今すぐにクラウドワーカーの税務に強い税理士さんを探しましょう。
③経理が苦手な場合には経理代行やクラウド会計で効率化も
クラウドワーカーの方は積極的に経理を効率化することが重要です。
様々な仕事にタイトな納期を抱えており、仕事をこなし評価を上げることが重要になります。
経理にかかる時間は収入単価を上げることにもマイナスになってしまいます。
税理士さんに経理代行を依頼しても月々1万円程度コストが上がるだけですので、積極的に活用しましょう。
千葉税理士事務所はアフィリエイトなどクラウドワーカー専門の税理士事務所
私たちはアフィリエイトなどのクラウドワーカーの方の税務申告に力を入れております。
クラウドソーシングは新しい働き方です。
既存の個人事業と同じ感覚で考えているとお客様の話が理解できないことになります。
インターネットを活用した複雑な取引になることも多いため、税務的にも日々しっかりと勉強しなければ対応できない業種なのです。
私たちの税理士事務所はアフィリエイトなどクラウドソーシングのお客様の対応をさせていただいておりますのでご安心ください。
アフィリエイトなどクラウドソーシングでお仕事をされている方は今すぐご相談ください。
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