【本当は怖い赤字申告~本当に赤字ですか?~】

去年個人事業を開業された方、確定申告お疲れ様でした!

開業1年目の売上げや利益については、開業した時期によってもまちまちだと思います。

開業後数年経っている方は、確定申告で集計した結果業況はいかがでしたか?

確定申告の準備をしながら帳簿をつけていって、「最終的に赤字なったので納税もなかった」「税金もかからないし、国保も安いし良かった良かった!」となっていませんか?

もしかして、赤字申告をしていれば、税務調査もなくて大丈夫と思っていませんか?

いきなりですが、個人事業の場合、赤字ということはあまりありません。

税務署からみても、赤字の個人事業ということになると「?」となってきます。

なぜかというと、個人事業が赤字ということは、事業自体が赤字なのでお金が足りなかったということになります。

事業だけでもお金が足りていないのです。

その人はどうやって、生活費を支払っているのだろうということになりますね。

この赤字確定申告をしている人は、事業の赤字+生活費が必要なのです。

お金が足りないときにどこからでてくるかというと、次のことが想定されます。

☑ 自分で昔蓄えていたお金がある。

☑ 配偶者に安定した収入がある。

☑ 相続などでまとまったお金が入っている。

☑ 銀行などから借入がある。

☑ 宝くじにあたった   など

 

実は、これ以外にも赤字になる可能性があります。

れは・・・

☑ 経費で処理しているもののなかに架空の経費の領収書がある

☑ 自分で払っていない領収書がある

☑ 個人的な支払いを経費として処理している

☑ 経費として処理できない大きな支払いを経費として処理してしまっている

☑ 売上げを抜いている

むしろ、税務調査の際には、後半の赤字で記載している項目があるのではないかと調査されます。

皆さんも、自分一人であればどれくらい生活費がかかるか分かると思います。

仮にですが、

家賃 4万円

水道光熱費 1万円

電話代 5千円

食費 4万円

合計 14万円/月

1年間で168万円が必要になります。

しかも、手取りで約170万円ないと生きていけないということになります。

個人事業で利益が170万円あれば、約5万円~10万円くらいの税金がかかってきます。国民健康保険は別でかかります。

つまり、大体の生活費が出せれば個人事業の場合は、税金がでるはずなのです。

なのに、赤字で生活もできているとなるとおかしいなということになります。

きちんと赤字でも生活ができている根拠がなければ説明に苦慮することになってしまいます。

赤字であれば税金もかからないし、国保も安いし、いいことずくめと思ってしまっている方が少なからずいらっしゃいます。

これは、大きな問題だと思っております。

千葉税理士事務所では、お客様の事業の成功のお手伝いをさせていただきたいのです!

 

【本当は税務調査ではなく、事業として成立させることこそが重要!】

そもそも、事業の成功がなければ幸せになれません。

赤字でお金の心配ばかりをするために起業したのではないはずです。

私たち税理士事務所もお客様の発展をお手伝いするためにいるのです。

本当に赤字であれば、税金の計算のためだけの税理士事務所など必要ないのです。

税務署にもっていって、状況を説明して申告書の書き方を聞けばお金もかからずに申告することもできます。

せっかく、創業したのであれば赤字にならないように、資金繰りをコントロールしながら上手に投資をしていきましょう。

上手に事業に投資することにより、利益のコントロールをしつつ、会社を成長させていきましょう。

千葉税理士事務所では、成長意欲のあるお客様のサポートに力を入れております!

 

ご相談電話番号 0120-889-459

 

 

 

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