確定申告に向けて帳簿の付け方をお話しします。
税理士事務所に依頼するか・ご自身で確定申告をやるかで変わってくる点に注意しましょう!
ご自身で帳簿を入力する場合は、帳簿の整理や領収書の整理も同時に行っていかなければいけません。
今日は、ご自身で確定申告の準備をする方向けの方法をお話しします。
まず、1月から今までの領収書を集めます。
集めるといっても、人からもらってくるというわけではなく、事業に使った領収書を財布・机・袋・鞄などから集めます。
領収書を集めたら、月ごとにまとめていきます。
1月・2月・3月というように、月ごとに封筒に入れましょう。
帳簿を自分で作成する場合、通常は会計ソフトを利用してつけていきます。
手書きで作成する場合は、簿記の試験のようなことをする必要があります。時間と手間がかかりすぎるので、会計ソフトで入力していきましょう。
会計ソフトに、月ごとにまとめた領収書を入力していきます。
ノートなどの事務用品であれば、事務用品費の科目を使うなど、一般的な簿記の知識を使いながら帳簿入力を進めていきます。
入力した領収書には、入力済みの印をつけていきます。
入力が終わったものから順次、スクラップブックなどに順番に貼り付けて保存していきます。
これを繰り返して、領収書の整理と会計ソフトでの帳簿作成を完了させます。
次に、預金通帳を見ながら預金通帳の残高がずれないように、気をつけながら入力します。
これが終わったら、売上の請求書・取引先からこちらに来ている請求書を入力します。
お給料を支払っている場合は、給与明細からお給料の情報を入力します。
このような処理を繰り返して、資料の整理と帳簿の作成を完了していきます。
入力が終わったら、試算表というものを打ち出し、利益の状況を確認します。
この利益の金額が税金が多い・少ないの目安になってきます。
できれば、10月中に9月までの帳簿を完成させて利益予想をしましょう!