成功する起業の目的はなにか?~応援される起業とは~

成功する起業には、周囲からの応援は欠かせません。周りの人の応援がなければ、事業に集中することもお客様を開拓することもできません。成功する起業に必須の応援される起業は理念が大切です。

成功する起業の目的はなにか?~応援される起業とは~

成功する起業のために重要な準備です。

どんなことで起業しようと思って、どのような商品・サービスで起業するかを決めるといよいよ起業という段階に入ってきます。

前回の「成功する起業のビジネスモデルの作り方~ストック型ビジネスとフロー型ビジネス~」をもとにビジネスを考えていただいたと思います。

今回は、考えていただいたビジネスモデルについてブラッシュアップをしていただきたいと思います。

できる限りフロー型ビジネスをストック型ビジネスに展開できれば、長期的に継続してお仕事をさせていただけるということをお話ししました。

ただ、「なぜその仕事を選んだのか」を人に話したときのことを想像してみましょう。

もしも、周りに起業した方が次のように話していたらどう思いますか?

「なぜその仕事を選んだのですか?」

・楽そうだからです

・食べていくためにとりあえず

・手間がかからないので

ものすごく、正直な方かもしれません。ただし、

この回答をしてくれた方を応援できますか?

自分がこの方と取引をしていきたいと思いますか?

きちんとした仕事をしてくれると感じますか?

あなたの大切な人をご紹介できますか?

ビジネスマン,虫眼鏡

起業理念がなければ、何をしているのかの軸がぶれる

起業をする際に、「起業理念」というものが重要になります。

この起業理念は、次の意味合いがあります。

・自分が壁に当たったときに支えてくれるもの

・周りがあなたを応援したくなる原動力

・会社が強くなるための一致団結のモト

起業理念なしに、起業するということは「なんとなく起業」になってしまう可能性があります。

「なんとなく起業」になるということは、事前準備をしっかりするという点からも外れます。

とりあえず起業になってしまうと、次のことが起こります。

・壁に当たるとすぐに方向を変える

・理念に共感して手を貸してくれるかたが現れない

利用しようとする人と手を貸してくれる人の区別がつかない

・本気でビジネスの話ができない

・会社を大きくすることができない

・自分が壁に当たったときに支えてくれるもの

起業してから気が付くことは、会社の看板で仕事をしていたことです。

しっかりと起業前準備ができていて、売上の見込みも決まっていれば感じにくい部分かもしれません。

実際に起業してみると、「独立したら頼むね」という話をしていたところも新規の取引に至らないということも多いはずです。

当初の事業計画通りに行っていれば、売上と経費のバランスがとれていても売上計画が下がってしまっては計画修正も必要になります。

こんなときに、起業理念があればあきらめずに頑張ることができます。

逆に、理念がなければ削るべきところを削らず、事業を弱体化させる可能性があります。

 

・周りがあなたを応援したくなる原動力

起業理念がある場合は、前職の取引先や前職の同僚なども応援してくれます。

自分勝手な独立ではなく、理念を達成するための起業だからです。

この起業理念は、起業してすぐだけではなく長期的にも継続して応援してくれるファンを増やします。

理念を達成するために、一生懸命している人は、その人が「何を必要としているか」がわかります。

「理念がない人」は「何をしているのか」もわかりません。

周りは応援のしようがありません。

昨日と今日で必要なものが変わってしまいます。

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・会社が強くなるための一致団結のモト

会社が成長していくためには、一人でできることには限界があります。

社員を雇用することだけではなく、ビジネスパートナーやブレーンという人も含めて社長は、一人ぼっちではありません。

ビジネスはチーム戦です。

社員・ビジネスパートナーとの共同で作っていきます。

個人戦では、できることが限られています。

一人でできることは、釣りです。

ビジネスパートナーと作ることができるのは漁です。

社員やビジネスパートナーと共同して動く原動力が、起業理念です。

起業理念がなければ、同じ方向で頑張る仲間が集まりません。

それぞれ、自分の利益だけを目指してしまうので利用しあうだけになってしまいます。

説明するビジネスマン

ちなみに、千葉税理士事務所が起業したときの起業理念は次の通りです。

・税理士に相談したいのにできない人をなくす

・税金について知らないために損をする人をなくす

・商売を一生懸命する人を応援する

・税理士に相談したいのにできない人をなくす

税理士というと、偉そう・怖いというイメージがあるように感じていました。

怒られるから聞けないという声もあり、税理士のイメージはそういうものなのかと驚愕しました。

聞きたいことを聞けないために、税理士に相談できない方がいると感じたのでそれをなくそうと思いました。

・税金について知らないために損をする人をなくす

「税理士事務所は高くて頼めない」と感じている方もいらっしゃる気がしました。

特に、起業したての会社にとって顧問税理士は高くて無理と思うことも多いと思っていました。

税理士に相談したいけども、相談できない人に限って税務的にデメリットにあってしまうことを是正したいと思いました。

・商売を一生懸命する人を応援する

事業をするのは、家族・従業員・取引先を含めてみんなが幸せになるためだと思います。

自分だけがトクをすることを目指す経営者は、商売を一生懸命しているとは考えていません。

周りも含めて幸せにするために頑張っている人が商売を一生懸命する人です。

同じ商売人として、一生懸命商売をする方の経営・税金をふくめて一所懸命応援することに決めました。

 

まとめ

成功する起業には、周囲から応援されることがあります。

周囲から応援される起業には、起業理念が重要です。

起業理念は経営者を支えてくれるものです。

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